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半導体−5.86%の日にソフトウェアは+5.04%|「AIを減速すべき」で、AIに賭ける側と脅かされる側が入れ替わった|09月14日 米国株分析

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今日のアメリカ株は小幅安でした。S&P500が−0.48%、ナスダックが−0.56%、ダウは152ドル安。数字だけ見ると、FOMC(FRBの金融政策を決める会合)を明日に控えた静かな月曜日に見えます。

でも中身は、ここ最近でいちばん激しい日でした。 半導体の会社を集めた指数(SOX)は1日で**−5.86%。一方で、ソフトウェアの会社を集めたETF(IGV)は+5.04%**。同じ「テクノロジー」の中で、ほぼ同じ幅で真逆に動いています。

きっかけは週末の発言でした。 AI企業AnthropicのCEO、ダリオ・アモデイ氏が「AIの開発はもっと慎重に進めるべきだ」と呼びかけ、OpenAIのサム・アルトマン氏とイーロン・マスク氏が同調したと報じられました。これを受けて売られたのは「AIにお金を投じる側」、買われたのは「AIに仕事を奪われると心配されていた側」と「AIのリスクに備える側」でした。

前回の仮説チェック

前回(9月10日)の記事で立てた3つの仮説は、9月11日のデータで判定するものでした。9月11日分の記事は出していないので、ここで答え合わせします。

① 仮説: 債券市場は原油高を「インフレ」ではなく「利上げ」として受け取っていて、CPIの日も物価予想より実質金利のほうが動く トリガー: 10年国債の金利の変化のうち実質金利が半分以上を占め、物価予想(BEI)の変化が±0.03%以内 無効条件: 10年BEIが+0.05%以上動く 結果: 判定保留(どちらも成立せず)。9月11日は実質金利+0.05%、BEI−0.04%で、名目は+0.01%。実質金利が動いた方向は仮説どおりですが、BEIが「±0.03%以内」を0.01%はみ出しました。しかも上ではなく下に動いています 学び: 前回「トリガーと無効条件の間の隙間」に落ちたので対策したつもりが、今回は無効条件を上方向にしか置いていなかったせいで、また隙間に落ちました。物価予想は下にも動く。次からは無効条件を「±」で書きます。

② 仮説: 石油を掘る会社の株は、近い月の原油ではなく1年以上先の原油についていく 結果: 判定対象外。9月11日の原油(WTI)は**−2.37%で、自分で決めた「±3%以上動いた日だけ判定する」に届きませんでした。今日(9月14日)も+1.84%**で対象外です 学び: 対象外の範囲を先に書いておいたおかげで、「なんとなく当てはまりそう」で判定せずに済みました。原油が大きく動く日まで持ち越します。

③ 仮説: アドビの下落は社長交代という1社の事情で、ソフトウェア全体の評価が変わったわけではない 結果: 判定対象外。9月11日のアドビは**+1.37%**で、「±3%以上」に届きませんでした 学び: この仮説はここで閉じます。今日のアドビは+5.30%でしたが、ソフトウェアETFも+5.04%でほぼ同じ幅。業種ごと動いた日は、1社の事情を切り分けられません。 期限(9月11日)を過ぎてから都合のいい日を探して判定するのもやめておきます。

主要指数

・S&P500 7,619.98(−37.00 / −0.48%) ・Nasdaq 26,186.41(−146.62 / −0.56%) ・NYダウ 52,421.20(−152.09 / −0.29%) ・ラッセル2000 2,892.24(−11.70 / −0.40%) ・VIX(恐怖指数) 17.10(+1.26 / +7.95%) ・フィラデルフィア半導体指数(SOX) 11,131.28(−692.72 / −5.86%)

VIX(これから相場がどれくらい荒れそうかを表す数字)は17.10。日中は18.17まで上がりましたが、引けにかけて少し落ち着いています。

CNNのFear & Greed指数(市場の感情を0〜100で表す指標)は31.06で「Fear(恐怖)」。前日の33.34から少し下がりました。1ヶ月前は64.31だったので、この1ヶ月で33ポイント下がっています。

相場を動かした3つのポイント

① 半導体−5.86%、ソフトウェア+5.04%——「AIに賭ける側」と「AIに脅かされる側」

今日の値動きを、AIとの関わり方で分けて並べてみます。

| AIとの関わり方 | 代表的な銘柄 | 騰落率 | |---|---|---| | AIの頭脳を作る(半導体) | マーベル −7.32% / マイクロン −5.25% / ブロードコム −4.77% / エヌビディア −3.36% | SOX −5.86% | | AIの箱を組み立てる(サーバー) | HPE −10.76% / スーパーマイクロ −8.38% / アリスタ −5.90% / デル −5.82% | 全面安 | | AIに電気と設備を届ける | GEベルノバ −8.62% / バーティブ −7.65% / イートン −7.57% / コンステレーション −7.09% | 全面安 | | AIに仕事を奪われると心配されていた(ソフトウェア) | ServiceNow +7.41% / インテュイット +5.47% / アドビ +5.30% / セールスフォース +4.73% | IGV +5.04% | | AIのリスクに備える(サイバーセキュリティ) | ゼットスケーラー +16.52% / クラウドストライク +13.85% / パロアルト +13.09% / オクタ +11.98% | 全面高 |

「AIへの投資が減るかもしれない」で、AIにお金を払ってもらう側が全部売られました。 半導体、サーバー、そして電力設備まで。データセンター(AI用のコンピューターを大量に置く建物)は大量の電気を使うので、電力設備の会社もAIの恩恵を受ける側として買われてきました。今日はそこまで一緒に売られています。

セキュリティ株は「AIの危険が意識されるほど、守る仕組みへの需要が増える」という連想で買われたと報じられています。

ソフトウェアのほうは、はっきりした理由を報道で見つけられませんでした。ここ最近「AIが賢くなると、今のソフトウェアが要らなくなるのでは」と心配されてきた業種です。AIの開発が遅れれば、その心配も先に延びる。そう読まれたのかもしれませんが、これは僕の仮説で、確かめたわけではありません。

→ 僕のルール:大きなニュースが出たら、「その話で得する側」と「損する側」を先に表にしてから値動きを見る。 今日は「テクノロジー−1.81%」という業種の数字だけ見ていたら、中で±5%ずつ真逆に動いていたことに気づけませんでした。

② 同じ「電力」でも、AI向けは−7%、普通の電力会社は−1%未満

①の表で気になったのが電力です。公益セクター(電気・ガスなど)は−1.34%で、11業種の中で下から3番目でした。

中身を分けると、下げ方がまるで違います。

| 電力の会社の種類 | 銘柄 | 騰落率 | |---|---|---| | データセンターに電気を売る契約で注目された会社 | コンステレーション・エナジー −7.09% / ビストラ −5.16% | 大幅安 | | 地域の家庭や企業に電気を届ける会社(料金が規制されている) | ネクステラ −0.83% / デューク −0.33% / サザン −0.20% | 小幅安 |

同じ「電力会社」でも、AI向けの話で買われてきた会社だけが大きく売られ、普通の電力会社はほとんど動いていません。資本財セクター(−1.42%)も同じで、発電機や電源設備のGEベルノバ・イートン・バーティブ、それにキャタピラー(−4.22%)が重しになっていました。

業種の名前ではなく「AIの話で買われてきたかどうか」で、売られ方が決まっていたように見えます。

→ 僕のルール:業種の騰落率を見たら、その業種の中に「別のテーマで買われてきた銘柄」が混ざっていないかを疑う。 公益の−1.34%の中身は、ほとんどがAI向けの電力会社の下げでした。

③ S&P500は−0.48%、でも「平均的な銘柄」は+0.07%

S&P500は、時価総額(会社の値段の総額)が大きい会社ほど指数への影響が大きくなる仕組みです。同じ500社を**全部同じ重さで扱うETF(RSP)**もあって、こちらは「平均的な銘柄がどう動いたか」に近くなります。

| | 仕組み | 騰落率 | |---|---|---| | SPY | 大きい会社ほど重い | −0.45% | | RSP | 全社同じ重さ | +0.07% |

平均的な銘柄はむしろ小幅高でした。 指数を下げたのは、時価総額の大きいAI関連(エヌビディア、ブロードコムなど)です。ヘルスケア(+1.45%)や生活必需品(+1.25%)といった景気に左右されにくい業種は上がっていて、市場全体からお金が逃げたわけではありません。

ダウでも似たことが起きていました。30銘柄のうち20銘柄が上昇。それでも指数が下げたのは、株価の高い2社、ゴールドマン・サックス(1株あたり−40.73ドル)とキャタピラー(−34.57ドル)の影響です(ダウは株価が高い会社ほど指数に効く仕組みです)。30銘柄の1株あたりの変化を合計すると−25.59ドルですが、この2社だけで−75.30ドル。2社を除いた28銘柄では+49.71ドルのプラスでした。

→ 僕のルール:指数が下げた日は、SPYとRSPを並べる。 RSPがプラスなら「一部の大型株が売られた日」として扱い、市場全体の空気が悪くなったとは判断しません。

セクターの強弱——「何が買われて、何が売られたか」

11業種のうち、上がったのは3つだけでした。

| 順位 | セクター | 騰落率 | |---|---|---| | 1 | 通信サービス | +2.19% | | 2 | ヘルスケア | +1.45% | | 3 | 生活必需品 | +1.25% | | 4〜8 | 一般消費財 −0.10% / 金融 −0.38% / 不動産 −0.69% / 素材 −0.90% / エネルギー −0.94% | | | 9 | 公益 | −1.34% | | 10 | 資本財 | −1.42% | | 11 | 情報技術 | −1.81% |

通信サービスが1位なのは、アルファベット(グーグル)とメタが入っているからです。ヘルスケアと生活必需品は、景気やテーマに左右されにくい「守り」の業種。

下位3つ(情報技術・資本財・公益)は、②で見たとおり、どれも「AIへの投資で得をする会社」を中に抱えています。下位3業種がそろってAIの話でつながっているのが今日の特徴でした。

Mag7(超大型テック7社)の動き

・アルファベット +3.22% ・メタ +2.71% ・マイクロソフト +1.97% ・アップル +0.24% ・アマゾン −1.26% ・テスラ −1.77% ・エヌビディア −3.36%

同じ「AI関連の巨大企業」でも、AIを自分のサービスに載せて使う側(アルファベット・メタ・マイクロソフト)は上がり、AIの部品を売る側(エヌビディア)が一番下げました。 AIへの投資が減るなら、使う側にとっては払うお金が減る話でもあります(ここも僕の読みで、報道で確かめたわけではありません)。

個別株で目立った動き

  • HPE −10.76%:証券会社のエバーコアISIが評価を「市場より上」から「市場並み」に下げました。前週金曜(9月11日)は+12.44%で、1日で上げ分をほぼ吐き出しています
  • ゼットスケーラー +16.52% / クラウドストライク +13.85% / パロアルト +13.09% / オクタ +11.98%:セキュリティ株の全面高。報道で挙げられている理由は、どの会社も「AIの危険が意識されたことによる業種全体の買い」だけで、個別の材料は見つかりませんでした
  • GEベルノバ −8.62%:同じ日に、調査会社のGLJリサーチが「売り」の評価で新しく分析を始めました(目標株価470ドル)。AIの話とは別の、この会社だけの材料が重なっているので、①と②の表のGEベルノバの下げを全部AIの話として数えるのは言いすぎかもしれません
  • バンク・オブ・アメリカ −5.14%:トレーディング(株や債券の売買)の収益について警告を出したと報じられています。ゴールドマン・サックス(−3.96%)やJPモルガン(−1.71%)の下げとも時期が重なりますが、影響の大きさは確かめられていません

前週金曜は「AIサーバーを組み立てる会社が急騰、中に入る部品の会社は動かず」という形でした。今日は両方とも下げて、組み立てる側のほうが下げが大きい。先週の分かれ方は1日で終わっています。

マクロ環境(大きな経済の流れ)

・米10年国債 4.97%(+0.01%) ・米2年国債 4.65%(+0.02%) ・10年と2年の差 0.32%(−0.01%) ・物価の影響を除いた金利(10年実質金利) 2.60%(変わらず) ・市場が予想する将来の物価上昇率(10年BEI) 2.37%(+0.01%) ・WTI原油 101.89ドル(+1.84%) ・ブレント原油 106.15ドル(+1.47%) ・ドル指数(DXY) 99.48(+0.39%) ・ドル円 154.32円(+0.50%、円安) ・金 下落(−1.6%前後。データの出どころで基準の値段が割れているので、方向だけ書きます)

※原油・為替・金は、確定した終値がまだ出ていなかったので、アメリカ東部時間16時時点の値です。

原油は、サウジアラビアが国内を東西に結ぶパイプラインをドローン攻撃で止めたと報じられて上がりました。ホルムズ海峡(中東の原油が通る海の通り道)を通らずに原油を運べる、数少ない代わりのルートです。

金利はほとんど動いていません。報道では「10年国債の利回りが日中に5%近くまで上がった」とされていますが、引けでは4.97%でした。実質金利も物価予想もほぼ横ばいで、債券市場は明日のFOMCを待っているように見えます。

経済指標

9月14日(月)に発表された主要な指標はありませんでした。

FOMC

FOMCは9月15日〜16日で、結果は16日(アメリカ東部時間14時)に出ます。0.25%の利上げの確率は85〜92%程度とされています。investing.comの集計では約92%(9月14日夜時点)、CMEの公式ツールは9月12日時点で85.5%と報じられていて、集計元と時点で数字が割れています。どちらにしても「利上げがかなり確実視されている」という方向は同じです。

テクニカルで見る今の位置

今日もTradingViewのデータを取れる環境がありませんでした。代わりに、Yahoo Financeの1年分の終値から自分で計算しました(計算は自分でやったので、数字の出どころは1つです)。

・S&P500(SPY):760.88。50日移動平均線(直近50日の平均値の線)を+0.3%上回り、200日移動平均線を+6.5%上回っています。RSI(買われすぎ・売られすぎを0〜100で表す指標)は47.3で中立 ・ナスダック100(QQQ):50日線を−0.2%とわずかに下回り、200日線は+7.3%上。RSIは46.9 ・半導体ETF(SMH):50日線を−4.7%下回り、1年の最高値から−19.0%。RSIは42.1 ・ソフトウェアETF(IGV):50日線を+7.6%上回り、RSIは57.6

ここで、前回の記事の訂正です。 9月10日の記事で「S&P500は50日線・200日線をどちらも下回っている」と書きました。9月10日の終値で計算し直すと、SPYは757.83ドルで、50日線(758.25ドル)はわずかに下回っていましたが、200日線(713.71ドル)より6%以上も上でした。「200日線も下回っている」は間違いです。前回はInvesting.com 1カ所の表示をそのまま使っていて、計算を確かめていませんでした。数字を「1カ所のデータだから確認度は中くらい」と書いて済ませていたのが甘かったです。

今日の数字だけで言うと、指数はまだ200日線のずっと上にいて、崩れているのは半導体だけ。③の「平均的な銘柄は小幅高」とも合っています。

※テクニカルの記述は公開データからの自前計算です。投資判断は自己責任で。

全体像:売られたのは「AI」ではなく「AIにお金を払ってもらう側」

今日の流れを並べると、こうなります。

週末:アモデイ氏がAI開発の減速を呼びかけ、アルトマン氏・マスク氏が同調(報道) → 「AIへの投資が減るかもしれない」 → AIにお金を払ってもらう側(半導体−5.86%・サーバー・AI向け電力設備)が全面安 → 同じ話で、AIのリスクに備えるセキュリティ株が二桁高、AIに仕事を奪われると心配されていたソフトウェアが+5.04% → AIを使う側のアルファベット・メタ・マイクロソフトは上昇 → 時価総額の大きいAI関連が下げたのでS&P500は−0.48%、でも平均的な銘柄(RSP)は+0.07%

ニュースの見出しは「AI警告でハイテク株安」でした。でも実際には、「AI関連」がまとめて売られたわけではありません。 同じAIの話が、お金の流れる向きによって、ある会社には悪いニュース、別の会社には良いニュースとして届いていました。

こういう相場で僕が意識しているのは、「テーマの名前」と「お金の向き」を分けることです。 「AI銘柄」とひとまとめにすると、今日は全部下げたように見えます。でも「AIに払う側」「AIに払ってもらう側」「AIに置き換えられる側」に分けると、動きの説明がつきました。

そして明日からFOMCです。今日の値動きは、金利がほぼ動かないままAIの話で起きていました。FOMCの結果とは分けて見るつもりです。

今日の迷い・判断メモ

迷ったポイント: 最初にセクターの表を見たとき、「情報技術・資本財・公益が下位3つ、ヘルスケアと生活必需品が上位」という並びから、**「FOMCの利上げを前に、守りの業種へお金が逃げた日」**だと思いかけました。利上げ確率が85〜92%程度という数字も手元にあったので、すっきり説明がつきそうに見えたんです。

結局どう考えたか: もし「利上げを前に守りに逃げた」なら、金利が上がっていて、金利に弱いソフトウェアも売られているはずです。でも10年国債は+0.01%でほとんど動いておらず、ソフトウェアは+5.04%でした。金利の説明では合わないので、業種の名前ではなく銘柄ごとに分け直しました。そうしたら、下位3業種の下げがどれも「AI向け」の会社に集中していることが見えました。

後から振り返って: 迷ったのは、手元にあった「利上げ確率が高い」という数字に説明を寄せにいったからです。一番目立つ材料が、その日の値動きの理由とは限りません。それと、テクニカルの節で前回の間違いを見つけたのも、今回「数字を自分で計算する」手順を入れたからでした。1カ所のデータに「確認度は中くらい」と書くだけで済ませず、自分で計算できるものは計算します。

自分なら何を確認してから動くか

  1. 半導体の下げが2日目も続くか、そのとき出来高はどうか。 1日だけの急落なら「発言に驚いた売り」、出来高を伴って続くなら「AIへの投資計画そのものの見直し」として扱いを分けます
  2. AIの会社から、実際の投資計画についての発言が出るか。 今日の材料は「減速すべき」という呼びかけで、どこかの会社が投資額を減らすと発表したわけではありません。発言と実際の計画を混ぜないようにします
  3. FOMCの日(16日)は、AI関連の値動きと金利の値動きを分けて記録する。 今日は金利がほぼ動かずに半導体が−5.86%でした。FOMCの日に半導体が動いたら、それがAIの話の続きか金利の話かを、10年国債の動きと並べて判断します

明日の観測ポイント

次の取引日は9月15日(火)。FOMC初日で、NY連銀製造業景気指数が出ます。結果の発表は16日(水)です。

① 仮説: 半導体の急落は「発言に驚いた1日だけの売り」で、2日目には下げが止まる

トリガー: 9月15日にSOX指数の下げが−1.0%以内に収まる(プラスで引ける場合も含む) → 1日だけの売りと判定

無効条件: 9月15日にSOX指数がさらに−2.0%以上下げる → 投資の見直しとして続いていると判定

判定保留: −1.0%〜−2.0%の下げ。この場合は16日のFOMCの影響が混ざるので、17日まで持ち越します

→ 僕のルール:急落の翌日は、戻ったかどうかより「追加でどれだけ下げたか」で判定する。 前回、無効条件を片方向にしか置かずに隙間に落ちたので、今回は保留の範囲まで先に書いておきます。

② 仮説: 今日の値動きは「AIへの投資の向き」で決まっていて、ソフトウェアと半導体は逆に動き続ける

トリガー: 9月15日にIGVとSOXの騰落率の符号が逆(片方がプラス、片方がマイナス)で、差が2.0ポイント以上 → 逆に動く関係が続いていると判定

無効条件: IGVとSOXが同じ方向に、どちらも1.0%以上動く → AIの話ではなく、市場全体の動き(金利など)に戻ったと判定

判定対象外: 両方とも±1.0%未満(どちらも静かな日は判定しない)

→ 僕のルール:「逆に動く」という関係は、両方が動いた日だけで確かめる。 どちらも動かない日に「逆に動かなかった」とは数えません。

③ 仮説: 平均的な銘柄(RSP)は崩れておらず、今日の下げは大型のAI関連に限られている

トリガー: 9月15日〜16日の2日間で、RSPの累計がSPYの累計を上回る → 大型AI関連に限った下げと判定

無効条件: 2日間でRSPの累計が−1.0%以上 → 平均的な銘柄にも売りが広がったと判定

→ 僕のルール:FOMCの結果が出る16日をまたぐので、この仮説は2日分で見る。 16日1日だけの値動きで判定すると、FOMCの影響と区別がつかないからです。

明日この仮説がどうなったか、また振り返ります。気になることがあればコメントで。

今日の3語メモ

「半導体−5.86%・ソフトウェア+5.04%」「AI向け電力は−7%、普通の電力は−1%未満」「S&P500−0.48%でも等ウェイトは+0.07%」


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この記事はjiyon(@jiyon_kizuku)の相場振り返りシリーズです。 投資判断は自己責任でお願いします。データは2026年9月14日時点のものです。

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