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4指数が全部上がった日、ダウの上げの8割はゴールドマン1社だった|08月25日 米国株分析

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主要な4つの指数が全部プラスで終わりました。ダウ +0.30%、S&P500 +0.32%、ナスダック +0.66%、小型株のラッセル2000 +0.50%。数字だけ見れば気持ちのいい全面高です。

でもダウの上げ幅 +160.24ポイントを30社に分解したら、ゴールドマン・サックス1社だけで +134.33ポイントでした。全体の83.8%です。

さらに上位3社(ゴールドマン、メルク、エヌビディア)を足すと +195.90ポイントで、ダウの上げ幅を超えます。つまりこの3社を除いた残り27社は、合計するとマイナスでした。

前回の仮説チェック

昨日(8月24日)の記事で3つの仮説を立てたので、答え合わせをします。3つとも「⏳」になりました。トリガーの条件が今日は成立しなかったからです。ただ、外れたというより「条件が来なかった」なので、中身を分けて書きます。

仮説①: セクターの符号と、その中の最大手の符号がずれるのは、セクターの中に「買う側」と「売る側」が同居しているから トリガー: 8月25日もテクノロジーがマイナスで、かつアップルかマイクロソフトがプラスで終わる 結果: ⏳ トリガー不成立(テクノロジーは +0.94% でプラスだった) 学び: ただし符号のずれは向きを変えて再発しました。テクノロジー全体が +0.94% なのに、アップルは −0.14% でマイナス。昨日と真逆の形です。さらに金融でも同じことが起きていて、金融セクター全体は +0.15% とほぼ動いていないのに、その中のゴールドマンだけが +2.18% でした。「セクターの数字は、その中の最大手の数字ではない」という点は、条件を変えて2日続けて出ています

仮説②: 上がったセクターが過半でも指数がマイナスになる日は、テクノロジーの割合が3割ある限り繰り返し起きる トリガー: 8月26日のエヌビディア決算のあと、上昇セクター数と指数の符号がもう一度ずれる 結果: ⏳ トリガーは明日(8月26日)に持ち越し 学び: 今日はセクターが上昇6・下落4・変わらず1で、指数もプラス。符号は揃いました。ただしダウ30社の勝敗は16勝14敗とほぼ互角で、上位3社を除くと残り27社はマイナス。「勝った数」と「指数」のずれは、セクターという母集団では消えて、銘柄という母集団では残っていたことになります

仮説③: エヌビディアの7営業日連続安は、決算前のポジション整理であって業績の見方が変わったわけではない トリガー: 8月26日の決算後にエヌビディアが上昇に転じる 結果: ⏳ 決算は明日(8月26日)の取引終了後なので判定はまだ 学び: ただし決算を待たずに今日 +2.19% で連続安が止まりました。8営業日ぶりの上昇です。決算の中身が出る前に反発したという事実は、「業績の見方が変わったのではなく、決算前に持ち高を減らしていただけ」という側の説明を補強します。ただしこれは補強であって証明ではないので、判定は明日まで動かしません

主要指数

・S&P500 7,677.28(+24.42 / +0.32%) ・ナスダック総合 26,151.30(+171.11 / +0.66%) ・NYダウ 53,577.40(+160.24 / +0.30%) ・ラッセル2000 3,010.02(+14.94 / +0.50%) ・VIX(恐怖指数) 15.45(−0.40 / −2.52%)

VIX(投資家がこの先1ヶ月でどれくらい値動きが荒れると思っているかを示す数字)は15.45まで下がりました。20を超えると不安が強い状態と言われるので、数字の上では落ち着いています。

CNNの Fear & Greed Index(強欲と恐怖の温度計)は、今日はサイトにアクセスできず取れませんでした。検索では「55」という数字が出てきましたが、実際のページに到達して確認できていないのでこの記事では書きません。

相場を動かした3つのポイント

① 中東の外交が進んで原油が3%下がり、それが金利を全部下げた

イランとオマーンが、ホルムズ海峡(中東の原油が通る海の通り道)の航行を再開させる協議に入りました。あわせて、イランへの制裁が想定より緩いことも分かってきています。これで原油のWTI(アメリカの代表的な原油の値段)が決済値で $82.36、−3.1%まで下がりました。

原油が下がると、モノの値段が上がりにくくなると考えられます。実際、アメリカの国債の利回りは全部の期間で下がりました。2年もの 4.17%(−0.07%)、10年もの 4.64%(−0.06%)、30年もの 5.17%(−0.06%)。金利が下がると、将来の利益を今の価値に直したときの目減りが小さくなるので、株、特に成長企業の株が買われやすくなります。

→ 僕のルール:株が上がった日は「株を買う理由」より先に「金利が動いたか」を見る。今日みたいに全部の期間が同じ方向に動いた日は、個別の材料じゃなくて相場全体の土台が動いた日として扱う

② その同じ原油で、エネルギーは11業種の最下位になった

株全体を押し上げた原油安が、エネルギー株には直撃しました。エネルギーのETF(XLE)は −1.66% で、11業種の中で最下位です。シェブロンも −1.58% でした。

これ、昨日の記事と同じ形です。昨日は「アップルが中国製メモリを検討」という1本のニュースで、売る側のメモリ4社が6%前後下げて、買う側のアップルだけが上がりました。今日は材料が原油に変わっただけで、指数を助けた材料と、あるセクターを痛めた材料が同じもの、という構造は変わっていません。

→ 僕のルール:「◯◯が下がったから株が上がった」と書いたら、その「◯◯」で損をする側を必ず1つ探す。株高の理由だけ書いて終わると、次の日に「なんでエネルギーだけ下げてるの」が説明できなくなる

③ 全部上がったのに、商いは細っていた

指数は4つとも上がったのに、大型株のETF(上場投資信託。指数まるごとに投資できる商品)の出来高は軒並み減りました。

・DIA(ダウ):−46.8% ・QQQ(ナスダック100):−36.3% ・SPY(S&P500):−15.4% ・IWM(ラッセル2000):+13.6%

増えたのは小型株のIWMだけです。明日(8月26日)にPCE(物価の指標)の発表とエヌビディアの決算が重なるので、その前に大きく動きたくない、という様子見に見えます。

なお、NYSE(ニューヨーク証券取引所)では値下がりした銘柄のほうが値上がりした銘柄より1.08対1で多かった、という報道もありました。ただこれは記事の断片から拾った数字で、実際の銘柄数まで確認できていません。確度は低めに置いておきます。

→ 僕のルール:指数が上がった日ほど出来高を先に見る。出来高が減りながら上がった日は「買いが増えた」のではなく「売りが止まっただけ」の可能性がある。この2つは次の日の意味が全然違う

セクターの強弱——「何が買われて、何が売られたか」

上がったのが6業種、変わらずが1業種、下がったのが4業種でした。S&P500の各業種のETFの終値から自分で計算しています。

・情報技術(XLK):+0.94% ・通信サービス(XLC):+0.77% ・ヘルスケア(XLV):+0.34% ・公益(XLU):+0.21% ・金融(XLF):+0.15% ・不動産(XLRE):+0.07% ・素材(XLB):±0.00% ・一般消費財(XLY):−0.30% ・資本財(XLI):−0.34% ・生活必需品(XLP):−1.06% ・エネルギー(XLE):−1.66%

面白いのは、昨日の1位と最下位がほぼ入れ替わったことです。昨日は生活必需品が1位で情報技術が最下位。今日は情報技術が1位で、生活必需品は下から2番目。1日で完全にひっくり返りました。

ただ「守りの株が売られて攻めの株が買われた」という単純な話ではありません。守りに分類される公益(+0.21%)もヘルスケア(+0.34%)も上がっています。はっきり売られたのはエネルギーと、決算で崩れた小売まわりだけでした。

Mag7(超大型テック7社)の動き

・エヌビディア 213.05(+2.19%)— 8営業日ぶりの上昇。決算は明日の取引終了後 ・メタ 570.05(+1.97%) ・マイクロソフト 491.71(+0.90%) ・テスラ 350.25(+0.37%) ・アップル 309.90(−0.14%) ・アルファベット(グーグル) 346.96(−0.32%) ・アマゾン 261.06(−0.39%)

4勝3敗です。情報技術セクター全体は +0.94% で1位なのに、アップルは −0.14% でマイナス。昨日は逆に、セクターが最下位なのにアップルだけプラスでした。2日連続で、セクターの符号と最大手の符号が合っていません。

個別株で目立った動き

・ディックス・スポーティンググッズ(DKS):−30.68%(179.33ドル → 124.31ドル)

スポーツ用品の小売です。決算が予想に届かず(1株利益 3.53ドル対 予想3.78ドル、売上 55.9億ドル対 予想56.5億ドル)、さらに今年度の利益見通しを11〜12ドルへ引き下げました。市場の予想は14.20ドルだったので、下げ幅が大きい。買収したフットロッカー事業の不振が理由とされています。

この1社の決算が小売全体に広がりました。アカデミー・スポーツ −5.80%、ルルレモン −3.62%、ナイキ −3.12%、ウォルマート −1.04%。一般消費財と生活必需品がマイナスだった中身は、おおむねこれです。

ただし、同じ日に −3.78% と下げたターゲットは事情が違いました。ハロウィン向け商品への批判を受けて販売を取りやめたという、この会社だけのニュースが主因と報じられています。書き終えたあとに数字を一次ソースと突き合わせて気づきました。

同じ日に、同じ方向へ、同じくらいの幅で動いていても、理由が同じとは限らない。今日ずっと書いてきた話が、自分の原稿の中にもそのまま出ていました。「同じ日に下げた小売株」を1つの箱にまとめた時点で、僕はもう中身を見ていなかったわけです。

・モデルナ(MRNA):+14.36%(138.89ドル → 158.83ドル)

皮膚がん(メラノーマ)向けのmRNAワクチン(製薬会社メルクとの共同開発)の試験結果が良かったことが効いています。ただし、その試験結果そのものの発表は8月19日でした。8月25日に大きく上げた直接のきっかけは、証券会社が投資判断を引き上げたことだったようです。良い材料が出た日と、株価が大きく動く日は、同じとは限りません。

・メモリ4社は「そろって戻った」わけではなかった

昨日6%前後下げた4社の今日はこうです。

・ウエスタンデジタル:+3.53%(2日通算 −1.89%) ・シーゲイト:+3.40%(2日通算 −3.33%) ・マイクロン:+2.48%(2日通算 −3.49%) ・サンディスク:−0.83%(2日通算 −7.23%)

サンディスクだけが2日連続で下げています。「まとめて下げた翌日に、まとめて戻る」わけではない、というのが今日の実物です。

マクロ環境(大きな経済の流れ)

・米国債2年もの:4.17%(−0.07%) ・米国債10年もの:4.64%(−0.06%) ・米国債30年もの:5.17%(−0.06%) ・10年と2年の差:+0.47%(+0.01%) ・WTI原油:82.36ドル(−3.1%) ・金:4,640〜4,676ドル台(3ヶ月ぶりの高い水準) ・ドル円:159.29円あたり ・ドル指数:98.96あたり(3ヶ月ぶりの安い水準)

金利は米財務省の公式データを自分で取り直して確認しています。一方、原油・金・為替は24時間動いている商品で、記事を書いている時点でもまだ取引中なので、幅で書いています。金は情報源によって朝と夕方で35ドル以上違いました。1つの数字で書くと嘘になるので幅にしています。

経済指標(8月25日発表分)

・消費者信頼感指数(8月):89.4(予想90.2〜90.3、前回90.2) ・新築住宅販売(7月):60.7万件(予想62.0万件、前月比 −10.5%) ・ケース・シラー住宅価格(6月・全米):前年比 +1.5% ・リッチモンド連銀の製造業指数(8月):4.00(予想6.00)

消費者信頼感(消費者が今の景気と先行きをどう感じているかのアンケート)は7ヶ月ぶりの低さでした。ただ中身が割れています。「今の状況」を答える現況指数は 121.2 で +6.8ポイントの改善。「これからどうなると思うか」を答える期待指数は 68.2 で −5.8ポイントの悪化。つまり「今は悪くないけど、先が不安」という形です。総合の89.4だけを見ると、この分かれ方が見えません。

FRB(アメリカの中央銀行)については、9月の会合で金利を下げる確率が63%という数字がありました。ただCMEの公式サイトには接続できず、代わりの集計サイトの数字なので、確度は落として扱います。

テクニカルで見る今の位置

今日は指標(RSIやMACD)の数値までは取っていません。優先したのが「終値が本当に8月25日のものか」の確認だったからです。テクニカルの細かい数字は今日は未取得として、価格の位置だけ書きます。

・SPY(S&P500):765.91。昨日の下げ分を取り返して、2営業日前(8月21日の765.72)をわずかに上回った ・QQQ(ナスダック100):710.72。2営業日前の713.44には届いていない ・IWM(ラッセル2000):299.23。2営業日前の299.96に届いていない

指数は全部上がったのに、ナスダックも小型株も、2日前の水準にはまだ戻っていません。「上がった」と「戻った」は別のことだと分かります。

ちなみに今日、データを取る段階で1つつまずきました。ダウの終値をチャートツールで取ったら、確定済みの8月24日の値と5ポイントちょっとずれていたんです。調べたら、同じ「ダウ」でも配信元が違うシンボルを選んでいて、そちらは常に5ポイント高く出ていました。配信元を変えたら小数まで一致しました。同じ名前の指数でも、どこから配信されているかで数字が変わる。これは今日の一番の実務的な学びです。

※投資判断は自己責任でお願いします。

全体像:全部上がったのに、動かしていたのは数社だった

今日の起点は中東の外交だったと考えられます。ホルムズ海峡の航行再開協議で原油が3%下がり、それが物価の見通しを緩めて、米国債の利回りを全部の期間で押し下げました。金利が下がったことで株が買われやすくなり、そこにエヌビディアの決算前の買い戻しが重なって、情報技術セクターが1位になった。昨日の最下位が、1日で1位です。

ただし、その同じ原油安がエネルギーを最下位(−1.66%)に沈めています。指数を助けた材料と、あるセクターを痛めた材料が同じものという構造は、昨日のアップルとメモリ4社の関係とまったく同じです。材料は変わったのに、形は変わっていません。

そして今日いちばん引っかかったのが、上げの中身の狭さです。ダウ30社の勝敗は16勝14敗とほぼ互角。なのに指数は +0.30%。理由は、ゴールドマンの株価が1,058ドルと30社の中でずば抜けて高いからです。ダウは株価をそのまま足して割る作り方(株価加重平均)なので、株価の高い会社が動くと、指数が大きく動く。ゴールドマン +2.18% とエヌビディア +2.19% は上がった率がほぼ同じなのに、ダウを動かした量は134ポイント対27ポイントで約4.9倍の差がつきました。

こういう相場で僕が意識しているのは、「指数が何%動いたか」の隣に必ず「誰が動かしたか」を置くことです。今日みたいに1社で8割を説明できてしまう日は、指数の +0.30% を「市場全体が上がった」と読むと間違えます。しかも出来高は減っている。明日はPCEとエヌビディアの決算が重なるので、今日の上げが厚みを持つのかどうかは、そこで見えると思っています。

今日の迷い・判断メモ

迷ったポイント: ゴールドマンが1社で83.8%を説明してしまった時、これを「今日の相場の本質」として書くか、「ダウという指数の作り方の話」として書くか迷いました。前者だと「ゴールドマンに何かあった日」という記事になりますが、僕はゴールドマンが上がった理由を確認できていません。金融セクター全体は +0.15% しか動いていないので、業種全体の材料でもなさそうでした。

結局どう考えたか: 理由が分からないものを主役にするのはやめて、「1社で8割を説明できてしまう指数の構造」のほうを主役にしました。理由が分からないという事実自体は本文に書いて、隠さないことにしました。

後から振り返って: 判断は維持します。ただ、ゴールドマンの上昇理由を調べにいかなかったのは手抜きだったかもしれません。金融セクターが動いていないのに1社だけ2%上がったなら、そこに何かあるはずです。明日、この銘柄の材料を確認するところから始めます。

もう1つ迷ったのが、NYSEの騰落(値上がり銘柄と値下がり銘柄の数)を記事の柱にするかどうかでした。「1.08対1で値下がりが多かった」という数字は、今日のテーマにぴったり合います。でも実際の銘柄数まで到達できていません。ちょうどいい数字ほど疑ったほうがいいと思って、柱をダウ30社の実測に切り替えました。こちらは自分で30社全部の終値を取って、足し合わせた結果が実際の +160.24ポイントと小数まで合っています。

自分なら何を確認してから動くか

  1. ゴールドマンが上がった理由を先に調べる。金融セクター全体が +0.15% しか動いていないのに1社だけ +2.18% なら、その銘柄固有の材料があるはず。それが分からないうちは、今日のダウの上げを「金融が強い」とは読まない
  2. 明日の出来高がQQQで3,700万株台に戻るかを見る。今日は2,386万株まで落ちている。PCEとエヌビディア決算を通過して出来高が戻らないなら、今日の全面高は様子見の中の戻しだったと考える
  3. エヌビディアの決算は、数字より「決算後の株価が翌日も維持されるか」で見る。決算直後の1日の動きは反応が大きく出やすいので、連続安が本当に終わったかどうかは翌日まで待つ

明日の観測ポイント

① 仮説: 今日の上昇は参加者が減った中での戻しであり、イベントを通過したあとに厚みが戻るかどうかで意味が変わる

トリガー: 8月26日にQQQの出来高が8月24日の水準(約3,744万株)まで戻り、かつ指数がプラスで終わる → 買いの実需が戻ったと判断する

無効条件: 出来高が戻らないまま指数だけ上がる、または出来高が戻って指数が下がる → 今日の上昇はイベント前の需給に過ぎなかった

→ 僕のルール:出来高が戻らない上昇には、自分のルールを1つ増やさない。値動きだけで新しい法則を作ると、次に商いが戻った時に通用しない

② 仮説: 「勝った数」と「指数の符号」がずれる現象は、母集団を変えながら繰り返し起きる

トリガー: 8月26日も「セクターの勝敗」「銘柄数の騰落」「指数の符号」の3つが揃わない → 指数の作り方に由来する構造として扱う

無効条件: 3つの符号がすべて一致する → 8月24日と25日は個別材料が大きかっただけ

→ 僕のルール:指数の数字を書いたら、その下に必ず「何勝何敗か」を書く。今日は16勝14敗と +0.30% が同時に成り立った。この2つを並べて置かないと、翌日の判断材料にならない

③ 仮説: エヌビディアの7営業日連続安は決算前のポジション整理であって、業績の見方が変わったわけではない(昨日からの継続)

トリガー: 8月26日の決算後にエヌビディアが上昇を維持する → 需給だったと判断する

無効条件: 決算が予想を上回っても下げる → AI投資そのものへの見方が変わり始めている

→ 僕のルール:決算前に止まった連続安は、まだ答えではない。決算を待たずに反発したという事実は状況証拠であって、判定は決算の翌日まで動かさない

明日この仮説がどうなったか、また振り返ります。気になることがあればコメントで。

今日の3語メモ

  1. 「同じ+2.2%が、134ポイントと27ポイントに分かれた」:ゴールドマン +2.18%(株価1,058ドル)とエヌビディア +2.19%(株価213ドル)。上がった率はほぼ同じなのに、ダウを動かした量は約4.9倍違いました。ダウは株価をそのまま足す作り方なので、率ではなく「株価の高さ×率」で効き方が決まる。率だけ見て「同じくらい効いた」と思うと外します

  2. 「16勝14敗で、指数は+0.30%」:ダウ30社の勝敗はほぼ互角。上位3社(ゴールドマン、メルク、エヌビディア)を除くと残り27社は合計マイナスでした。指数の%を書いたら、その隣に「何勝何敗か」を必ず置く。数字と中身は別々に確認しないと、全面高を「みんな上がった日」と読んでしまいます

  3. 「同じ名前の指数でも、配信元で数字が変わる」:チャートツールでダウを取ったら、確定済みの前日終値と5ポイントちょっとずれていました。配信元の違う同名シンボルを選んでいたためです。過去の確定値と突き合わせて一致するかを見てから、その日の数字を使う。名前が合っているだけでは、同じ数字とは限りません


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この記事はjiyon(@jiyon_kizuku)の相場振り返りシリーズです。 投資判断は自己責任でお願いします。データは2026年8月25日時点のものです。

主要指数5系列(ダウ・S&P500・ナスダック・ラッセル2000・VIX)は「前営業日終値±前日比=当日終値」の検算を通過しています。加えて、使用したチャートツールが返す8月21日と8月24日の終値が、確定済みのデータと全系列で一致することを確認したうえで、そこから1営業日進めて8月25日のバーを特定しました。別の株価APIおよびAP通信の当日記事とも、変動幅まで一致しています。ダウの寄与分解は、前日に3つの独立した式から逆算して確定した除数(0.168248)と構成30銘柄を使い、30社すべての終値を実測して計算したものです。合計は実際の上げ幅+160.24ポイントと誤差0.0004ポイントで一致しました。Mag7とメモリ4社は、チャートツールと株価サイトの2系統で独立に照合し、全銘柄が小数まで一致しています。金利は米財務省の公式CSVを自分で再取得して確認しました。期待インフレ率は、こちらからは公式データに接続できなかったため確度を落とし、本文の主要な論拠には使っていません。恐怖強欲指数、市場全体の出来高、値上がり値下がり銘柄の絶対数は、一次情報に到達できなかったため数値を記載していません。NYSEの騰落比(1.08対1)は報道の断片から拾った数字で、確度は低めと明記しています。原油・金・為替は24時間取引が続いている時間帯の値なので、幅または概数で記載しています。セクター別の騰落率はS&P500の各セクターETFの終値から自分で計算したものです。

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