今日の米国株は、指数だけ見ると「動いてない日」に見える。S&P500は-0.05%、ダウは-0.09%、ナスダックは-0.24%。全部マイナス1%以内で、ニュース見出しなら「もみ合い」で片付けられる動きだ。
でも、中身を1枚めくると、テック(IT関連企業)の中で資金がはっきり2方向に分かれていた。Appleは+3.14%、Microsoftは+5.71%。一方でNvidiaは-1.64%、マイクロンは-6.69%、サンディスクは-10.46%。同じ「ハイテク」と一括りにされる7社の中で、買われた側と売られた側がきれいに割れた。
震源はOpenAI(ChatGPTを作っている会社)の上場(IPO、株式市場に新しく株を売り出すこと)が2026年から2027年に延期されるという報道。これが「AIインフラに直接依存する銘柄」だけを選んで売った。同じテックでも、Appleのように「OpenAIに直接影響されない側」にはむしろ資金が回った。指数だけ追っていると見落とす種類の一日だ。
前回の仮説チェック
前回(6/25)に立てた3つの仮説を答え合わせする。
仮説①: Apple・Microsoftの売られすぎ(RSI30前後)が自律反発する トリガー: 寄りでAppleが+2%以上リバウンド、メモリ価格の続報が出ない → ハイテク反発でナスダック+0.5%以上 結果: ⏳ハーフ。Appleは終値+3.14%で反発確認、Microsoftも+5.71%と確かに反発した。ただしナスダックは+0.5%どころか-0.24%。「Apple・MS個別の反発」は当たったが、「ハイテク全体の反発」は外れた 学び: 反発した銘柄と売られた銘柄が同じセクター内で割れた。「ナスダック」というくくりで予想すると、中身が割れる相場では当てにいけない。次は個別銘柄レベルで仮説を立てる必要がある
仮説②: メモリ・半導体物色(マイクロン等)が決算一巡後も続く トリガー: マイクロンが+17%の翌日も陽線を維持 → 半導体テーマ継続 結果: ❌否定。マイクロンは-6.69%で寄り天、想定通り「材料出尽くし」になった。半導体テーマも続かず、Nvidia-1.64%、サンディスク-10.46%と連れ安 学び: 自分のルール「初日の急騰は誰でも買える。2日目に押し目で買われるかどうかが本物度の試金石」がそのまま確認された一日。今回は2日目で売られたから「本物のテーマではなかった」と判定できる
仮説③: コアPCE3.4%確認後、長期金利は原油安に引っ張られて低下する トリガー: 原油$70割れが定着 → 10年債が4.40%割れ 結果: ⏳ハーフ。10年債は4.37%まで下げて4.40%割れを確認。ただし原油は$70.24で「$70割れの定着」までは行かなかった 学び: 結果は仮説通り(金利は低下)。でも理由が「原油安」だけではなさそう。ミシガンのインフレ期待も低下(1年4.6%、5年3.3%)したから、複数要因の重なりで金利が下がった可能性が高い。一つの理屈に依存しない見方を意識する
主要指数
・S&P500 7,354.02(-3.47 / -0.05%) ・Nasdaq 25,297.62(-60.98 / -0.24%) ・NYダウ 51,876.11(-44.51 / -0.09%) ・ラッセル2000 3,010.08(+2.22 / +0.07%) ・VIX(恐怖指数) 18.41(-0.48 / -2.54%)
注目したいのはVIXが下がっていること。VIXは「投資家が今後30日でどれくらい株価が荒れると予想しているか」を数字にしたもので、これが下がる=市場の不安が和らぐ、と読む。株価が小幅マイナスなのにVIXが下がるのは、「全体的なパニック売り」ではなく「特定の銘柄だけ売られている」状態だから。Fear & Greed Index(投資家心理を0〜100で測る指標)は25で「Fear(恐怖)」ゾーンに据え置き、極端な楽観でも悲観でもない。
相場を動かした3つのポイント
① OpenAIの上場延期報道で、AIインフラだけが選んで売られた
OpenAIが新規上場(IPO、株式市場に株を売り出すこと)を2026年予定から2027年に延期する、という報道が出た。これでAIインフラ関連株(AI向けの半導体やメモリを作る企業)が選択的に売られた。Nvidiaは-1.64%、マイクロン(メモリメーカー)は前日の決算急騰(+15.74%)から-6.69%、サンディスク(フラッシュメモリ)は-10.46%。週ベースで見るとNvidiaは-8%級と、1年超ぶりの大きな下げ幅。注目したいのは「Mag7全体」ではなく「AIインフラに直接依存する銘柄だけ」が切り分けて売られたこと。Appleは+3.14%、Microsoftは+5.71%とむしろ買われている。同じ「テック」でも、OpenAIとの距離で扱われ方が全然違った。
→ 僕のルール:「セクター」や「Mag7」みたいな大きな括りで見て損益を判断しない。今日のように同じテックでも+5%と-7%が同居する日があるから、保有銘柄1個ずつのカタリスト(株価を動かす材料)を分けて見る。
② Apple・Microsoftにローテーション買い、前日の急落から戻った
AAPLは前日(6/25)の値上げ発表(MacBook・iPadの価格引き上げ)で-6%急落した。今日は機関投資家(年金や投資ファンド等の大きな投資家)の押し目買い(下げたところを買う動き)とアナリストの擁護コメントで+3.14%反発。Microsoftも+5.71%と大きく上げた。MSFTは、著名投資家マイケル・バーリ(映画『マネー・ショート』のモデル)がコールオプション(株価上昇に賭ける権利)を取得したと開示され、個人投資家の追随買いも入った。「同じテック」でも、半導体依存度の低い側にお金が回ったのが今日の特徴。月末・四半期末のリバランス(投資家が定期的に持ち株を組み直す動き)も追い風になった。
→ 僕のルール:1日で-6%下げた銘柄が翌日に+3%戻すのは珍しくない。でも「下げ止まり」を見たわけじゃないから、戻りに飛びつかない。来週も売られなかったら本物の押し目買い。寄り天で再度下げたら、まだ底入れ前。
③ ON Semiconductorが「買う側」として-23%急落
今日は単独銘柄で大きな動きが1つあった。ON Semiconductor(オン・セミ、米国の半導体メーカー)が同業のSynaptics(タッチパネル等の半導体メーカー)を約70億ドルで全株式交換(買収先の株主に、買収する側の株を渡す方式。1株あたり1.35株のON株が交付される)で買収すると発表。これでON株は-23.66%(終値$90.65)と急落した。理由は「希薄化」――新株を大量に発行するから、既存株主の1株あたりの持ち分が薄まる、と嫌気された。前日の6/25にもドイツのメルクがBio-Techne(バイオ研究用試薬)に対する約113億ドルの買収提案を出して、Bio-Techne株が+20%急騰している。「買われる側」(プレミアム上乗せで上がる)と「買う側」(買収コストで下がる)が連日で並んだ格好で、M&Aは同じ「ニュース」でも立場で動き方が真逆になる典型例。
→ 僕のルール:M&Aニュースが出たら、まず「買う側か、買われる側か」を確認する。買われる側はプレミアム分上がるけど、買う側はその買収資金や希薄化のコストで下がりやすい。同じニュースで反対方向に動く構造を頭に入れる。
セクターの強弱——「何が買われて、何が売られたか」
・XLV(ヘルスケア) +3.03%(前日のBio-Techne買収提案の余韻でM&Aブーム継続) ・XLRE(不動産REIT) +1.46%(金利低下で買われる側) ・XLP(生活必需品) +0.92%(ディフェンシブ=景気に左右されにくい銘柄) ・XLY(一般消費財) +0.90% ・XLU(公益) +0.76% ・XLC(通信) +0.57% ・XLF(金融) +0.22% ・XLB(素材) -0.46% ・XLE(エネルギー) -0.46%(原油安) ・XLI(資本財) -1.59% ・XLK(テック) -1.87%(AIインフラ売り)
11セクターのうち7業種がプラス、4業種がマイナス。テックと資本財が下、ヘルスケア・REIT・ディフェンシブが上というのは、典型的な「リスクオフ気味のローテーション」の構図。指数全体は静かでも、セクターを見ると資金が「攻めの銘柄」から「守りの銘柄」へ動いていた。
Mag7(超大型テック7社)の動き
・AAPL +3.14%(前日-6%からの押し目買い、アナリスト擁護) ・MSFT +5.71%(バーリのコール開示、AI製品の一般提供開始) ・GOOGL -1.84%(OpenAI報道で広告主のAI支出に不透明感) ・AMZN +2.50%(モルガン・スタンレーが目標株価$273に引き上げ) ・NVDA -1.64%(OpenAI IPO延期で需要先送り懸念、週次-8%) ・META +1.36%(個別材料なし、Mag7内で中庸) ・TSLA +1.22%(月末リバランス恩恵)
7社のうち5社プラス、2社マイナス。でも上昇率と下落率の絶対値で見ると、上げ組はAAPL/MSFT/AMZNが+2〜5%、下げ組はNVDA/GOOGLが-1〜2%。Mag7の中でも「AIインフラに乗っかる側(NVDA)」が押され、「インフラを使う側(MSFT/AMZN)」と「OpenAIに依存しない側(AAPL)」が買われた。「Mag7まとめてETFで持つ」発想だと、こういう日は中身の動きが見えなくなる。
個別株で目立った動き
・MU(マイクロン) -6.69%(前日決算急騰の利確 + AIインフラ売り) ・SNDK(サンディスク) -10.46%(OpenAI延期 + SK Hynix ADR上場発表の二重材料) ・ON(オン・セミ) -23.66%(Synaptics $70億買収の希薄化懸念。終値$90.65)
ONの-23%は今週で最大の単日下落。買収発表が出た瞬間に「買う側」が大きく売られた一例。前日6/25にBio-Techne(+20%)が「買われる側」として上げたのと真逆の動きで、M&Aは同じ「ニュース」でも立場で反対方向に動くから、見出しだけで「ポジティブ/ネガティブ」を判断しないルールが必要だと思う。
マクロ環境(大きな経済の流れ)
・米10年債利回り 4.37%(-2bp) ・米2年債利回り 4.10%(-4bp) ・10年-2年スプレッド +27bp ・USD/JPY 161.60(-0.12%) ・DXY(ドル指数) 101.36(-0.07%) ・WTI原油 $70.24(-2.34%) ・Gold(金) $4,036(+0.22%)
10年債が4.40%を割って4.37%まで低下。前日(6/25)にコアPCE(インフレ指標の一つ、FRBが最重視)が前年比+3.4%という「高いまま」の数字が出ていたのに、今日の長期金利は下がっている。これは、ミシガン消費者調査でインフレ期待(1年4.6%・5年3.3%)が低下したこと、原油が-2.34%下落したこと、信頼感がやや弱かった(49.5、予想50.0)ことが複合的に効いている可能性。短期金利(2年債)のほうが早く下がる「スティープニング(金利曲線の傾きが急になる動き)」も起きている。市場は「FRBがすぐ利下げする」とは思っていないが、いずれ来る利下げを少しずつ織り込み始めているように見える。
経済指標の結果(6/26発表)
ミシガン消費者信頼感は49.5(予想50.0、前月44.8)でわずかに予想未達だが、前月からの上昇は大きい。1年インフレ期待は4.6%(前月4.8%)、5年は3.3%(前月3.9%)と両方低下。インフレ期待が下がっていることは長期金利の低下と整合する。財貿易収支は-$105.8B(予想-$84B)と赤字幅が予想以上に拡大。米国がモノを輸入で買う量が増えている(あるいは輸出が伸びていない)サイン。
FedWatch(FRBの政策金利予想ツール)
CME FedWatchによると、7月のFOMC(FRBの金融政策会議)は据え置き確率64.6%、利上げ確率23%、利下げ確率はわずか1%(6/23時点)。年内累計の利下げ予想はほぼゼロ。今日の長期金利低下は、FedWatchの織り込みより市場のほうが「いずれ利下げ」を見始めている兆候かもしれない。
地政学: トランプ大統領がイラン側の無人機攻撃(ホルムズ海峡、中東の原油が通る海の通り道)を停戦違反として指摘した。ただし市場は供給途絶リスクを限定的と判断し、WTIは逆に-2.34%下落。ウクライナ・ロシアの和平議論も継続中。
テクニカルで見る今の位置
SPY(S&P500のETF、市場全体の動きを反映)の日足チャートから整理する。
・SPY(S&P500):RSI 43.21(中立だが50を下回るので、やや弱気側)。MACDはデッドクロス進行中(短期の勢いが鈍化しているサイン)。長期移動平均線からは+5.89%上で、長い目で見れば上昇トレンドの中の調整局面。
intradayの動きを見ると、今日のSPYは高値$736.53、安値$716.58、終値$728.99で、ザラ場で約2.7%の振れ幅があった(一旦大きく下げて引け前に戻した格好)。寄り付き付近に終値が戻ったから、日中ベースでは「リスクオフ→引け前回復」の構図。ボリンジャーバンド(過去の値動きから上下のレンジを引いた線)は+6.21%でレンジ内、極端な位置にはない。
RSIが50を下回ったのは少し気になる(過去2週間ぐらいは50以上で推移)。50割れは「短期のトレンドが弱気に振れた」サイン。ただ長期移動平均線はまだ上にあるから、本格的なトレンド転換と決めつけるのは早い。
※テクニカル分析はTradingViewのリアルタイムデータに基づく。投資判断は自己責任で。
全体像:指数が静かでも、中身は2方向に資金が動いた日
今日は「指数だけ見れば静か、中身を見ると割れていた」典型的なローテーション一日。震源はOpenAIの上場2027年延期報道で、AIインフラに直接依存するNvidia・マイクロン・サンディスクが選択的に売られた。その資金がApple(前日急落の押し目)・Microsoft(バーリのコール開示)・ヘルスケア(M&Aブーム)に流れた。同じMag7でも「半導体側か非半導体側か」で資金が逆方向に動き、ダウ(非テック中心)が-0.09%なのにナスダックが-0.24%と乖離した。VIXが-2.54%下落、つまり市場全体の不安は和らいでいる。これは「完全なリスクオフ」ではなく「ハイテク内の選別売り」と読める。長期金利も4.40%を割って4.37%、コアPCE +3.4%という高インフレを横目に見ながら、市場は徐々に利下げ方向への期待を回復させ始めている。
こういう相場で僕が意識しているのは、「ETF(複数の株をまとめて持つ商品)で持つと、こういう日は中身の動きが見えなくなる」ということ。S&P500のETFを持っていたら今日は-0.05%でほぼ動きなしだけど、中ではAppleが+3%、Microsoftが+5.7%、Nvidiaが-1.6%、ONが-23%と激しく割れていた。指数の小幅な動きの裏で、資金は何を捨てて何を拾ったか、を毎日読むクセをつけたい。
今日の迷い・判断メモ
今日一番迷ったのは、Appleの+3.14%反発を「下げ止まり」と見るか「自律反発」と見るか、だった。
迷ったポイント: AAPLは前日-6%で、RSIは30前後まで下がっていた。今日の+3.14%は「売られすぎたから一時的に戻った(自律反発)」のか、それとも「もう下げ止まった」のか判断がつかなかった。同じMag7でMSFTも+5.71%上げているから、Apple個別というより「Mag7のローテーション買い」の文脈で動いた可能性もある。
結局どう考えたか: 自律反発派に振った。理由は、(1)Appleの値上げ発表自体は今日のニュースで覆ったわけじゃない、(2)NvidiaとGoogleが今日も下がっていてMag7全体が回復したとは言えない、(3)出来高は前日比で増えていない(押し目買いの本格化なら出来高も増えるはず)。「下げ止まり」とまで言うには材料が足りない、と判定した。
後から振り返って: 現時点では判断は維持。来週月曜の寄り付きで再度確認する。もしAppleが寄り高で戻り売りされたら自律反発の判定が裏付けられる。寄り付きから続伸したら下げ止まりに近かった、と修正する。
自分なら何を確認してから動くか
今日の相場を受けて、次にアクションを取る前に確認すること2つ。
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Nvidia・マイクロンの月曜寄り付き:金曜の-1.64%、-6.69%が「金曜の月末ポジション調整」だったのか「OpenAI延期=構造変化の織り込み」だったのかは、月曜の動きで分かる。寄りで続落(NVDA -1%以上)なら構造変化、寄りで反発(NVDA +1%以上)なら一時的な調整。出来高もセットで見る。
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10年債利回りが4.30%を割るか:今日は4.37%まで下がった。これが来週も続いて4.30%を割るなら、市場は「いずれの利下げ」を本格的に織り込み始めたと読める。逆に4.45%まで戻すなら、今日の低下は「金曜の一時的な動き」だった、と判定する。
明日の観測ポイント
「予測」じゃなく「仮説+トリガー+無効条件」で書く。来週月曜の答え合わせが、自分の振り返りの軸になる。
① 仮説: OpenAI延期報道の影響が継続し、AIインフラ株(NVDA・MU)の2日連続安が「構造変化の織り込み」に発展する トリガー: 6/29(月)寄りでNVDAが-1%以上 → 半導体ETF(SOXX)が-2%以上で引け 無効条件: 寄りでNVDAが+1%以上反発、出来高は前日比減 → 「金曜の売りは月末ポジション調整」と判定 → 僕のルール:1日の売りはノイズ、2日連続は信号。3日続けば構造変化を疑う。月曜の寄り付き〜引けの動きで「ノイズか信号か」を判定する
② 仮説: ヘルスケア・REITへのローテーションが続けば「金利低下+ディフェンシブ買い」のテーマが本格化する トリガー: XLV・XLREが月曜も+0.5%以上で続伸 → 10年債が4.30%割れ 無効条件: XLVが寄り天で下落、10年債が4.40%復帰 → 金曜の動きは「Bio-Techne買収のワンショット材料」と判定 → 僕のルール:ローテーションは複数日続いて初めてテーマになる。1日だけの動きはM&A個別材料の可能性が高い
③ 仮説: 7/2(木、独立記念日前倒し)の雇用統計が「予想172K以下」なら、利下げ期待で全面高 トリガー: 雇用統計NFP(非農業部門雇用者数)が172K以下 → S&P500が+1%以上、10年債4.30%割れ 無効条件: NFPが200K以上 → 利上げ確率(FedWatch)が30%超え、10年債4.45%復帰 → 僕のルール:雇用統計は「予想との差」で動く。予想172Kに対して150K前後なら利下げ織り込み加速、200K超なら一時的な失望売り。数字より「予想とのギャップ」を見る
明日(来週月曜)この仮説がどうなったか、また振り返る。気になることがあればコメントで。
今日の3語メモ
- 「OpenAI 2027年延期」:今日の震源。AIインフラ株(NVDA・MU・SNDK)だけが選択的に売られ、Apple・MicrosoftにはむしろローテーションでBuy。同じテックでも、OpenAIとの距離で資金の動きが逆になる
- 「Apple +3.14%」:前日-6%の急落からの自律反発。下げ止まりか戻り売りかは来週月曜の寄り付きで判定する
- 「ON -23%、買う側が売られる」:オン・セミがSynapticsの全株式交換買収を発表し、希薄化(新株発行で1株の価値が薄まる)が嫌気されて急落。前日6/25のBio-Techne(買われる側)が+20%上げたのと真逆の動きで、M&Aは立場で反対方向に動く典型例
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Jiyonは「AIで相場をどう読むか」の試行錯誤の記録です。 事業や個人資産にAIをどう取り込むかを体系で学びたい方は、TSUMUGU(Hiro)のメルマガをどうぞ。 → https://be-sunao.com/tsumugu/
この記事はjiyon(@jiyon_kizuku)の相場振り返りシリーズです。 投資判断は自己責任でお願いします。データは2026年6月26日時点のものです。

