6月23日の米国市場は、半導体だけが壊れた日だった。
フィラデルフィア半導体指数(SOX、米国の主要半導体銘柄をまとめた指数)が-8%超。Micron -13%、NVIDIA -4.1%、AMD -5.5%、Intel -5.9%。なのにダウは-0.09%でほぼ横ばい。Microsoftは+1.80%で上がっている。同じ「米国株」の中で、何を持っているかだけで今日の損益が全く変わった。
震源は韓国だった。韓国KOSPI(韓国の代表的な株価指数)が-9.99%——実質的なストップ安で、チップ株規制懸念で外国人投資家が一斉に売った。それがアジア→欧州→米国と伝染し、半導体だけが世界中で叩かれた日になった。
前回の仮説チェック(6/22記事)
① 仮説:Russell 2000の3,000台維持テスト トリガー:6/23にRussell 2000が3,000を維持+連続プラス 無効条件:Russell 2000が2,990割れで終値 結果:❌ Russell 2000は約2,976(-0.96%)で3,000を明確に割った。前日の史上初3,000台は1日で崩壊。出来高を見るまでもなく値そのものが割れた。「心理的節目突破の翌日に値が割れたら仮物」のルール、今回はきれいに当てはまった
② 仮説:メガキャップテック半値戻し(AMZN/MSFT) トリガー:6/23-24でAMZN/MSFTが+1.5%以上、Nasdaqが26,000ラインを死守 無効条件:Nasdaqが26,000割れ 結果:⏳ 部分的。MSFT +1.80%で半値戻し条件はクリアしたが、Nasdaq 25,587で26,000を明確に割った(無効条件に該当)。AMZNは+0.7%で条件未達。判定としては無効条件に引っかかった形だが、MSFT単体の半値戻しは機能した。半導体ショックが全体を上書きしたケース
③ 仮説:6/25 PCEはインフレ加速方向 結果:⏳ 6/25(木)発表のため未確定。引き続き木曜に持ち越し
ルールの更新:「心理的節目突破は2日目が全て」のルールは、今回Russell 2000で完全に実証された。1日目に3,000を抜けて、2日目にあっさり割れた。出来高以前に値そのものが割れるパターンもあると追記。
主要指数
・S&P500 7,365.46(-107.32 / -1.44%) ・Nasdaq 25,587.04(-579.56 / -2.21%) ・NYダウ 51,665.49(-47.22 / -0.09%) ・ラッセル2000 約2,976(約-29 / -0.96%) ・VIX(恐怖指数) 19.52(+2.23 / +12.79%)
VIXが+12.8%跳ねて19.52。ただし20は超えていない。市場は「パニック」ではなく**「半導体だけの問題」**と判断しているように見える。Fear & Greed Indexは28で「恐怖(Fear)」ゾーン。出来高229.7億株は20日平均を上回り、売りに実弾が伴っていた。
相場を動かした3つのポイント
① 韓国KOSPI -10%→半導体SOX -8%の逆ドミノ
韓国KOSPIが-9.99%——ほぼストップ安で落ちた。引き金は韓国の半導体規制強化懸念で、外国人投資家が大量売越した。SKハイニックスやSamsungが-12%超下げ、その衝撃波が太平洋を渡って米国の半導体株を直撃した。
SOX(フィラデルフィア半導体指数)は-8%超。Micronが-13.08%で最も深く沈み、ON Semiconductor -11%、SanDisk -12%、AMD -5.5%、Intel -5.9%。NVIDIAも-4.13%。韓国発のチップ規制懸念が、HBM(高帯域メモリ、AI用の高速メモリ)の需要持続性への不安と合流して、メモリ株を中心に全面安になった。
ここに追い打ちをかけたのがBank of Americaの利上げノート。新しいFed議長Kevin Warsh体制下で**9月・10月・12月の3回利上げ(計75bp)**を予測するという見方を出した。半導体セクターは金利に敏感なグロース株の塊だから、「利上げかもしれない」という材料は二重に効いた。
→ 僕のルール:「海外発の半導体ショックは、震源地の規制内容がはっきりするまで少なくとも2-3日は様子を見る」。今日の-8%が韓国の規制の実態を反映しているのか、それとも外国人投資家のポジション整理に過ぎないのかはまだ分からない。
② ダウ-0.09%、Nasdaq -2.21%——選別売りの極端さ
Nasdaq -2.21%に対してダウは-0.09%。S&P 500はその中間の-1.44%。この差が意味しているのは、今日の売りは「米国株全体」ではなく「半導体とその周辺」に集中していたということ。
Mag7の中でも明暗がはっきり分かれた。
| 銘柄 | 変動率 | 備考 | |---|---|---| | MSFT | +1.80% | Azure成長期待で逆行高 | | AMZN | +0.7% | 比較的底堅い | | META | -0.3% | ほぼ横ばい | | GOOGL | -1.0% | AI設備投資懸念が重石 | | AAPL | -0.91% | 全体安の余波 | | NVDA | -4.13% | 半導体セクター直撃 | | TSLA | -5.79% | テック全体安の中で売られやすい位置 |
MSFTが+1.80%でNVDAが-4.13%。この差は「クラウド/ソフトウェア」と「半導体/ハードウェア」を市場が完全に分けて扱っているということ。同じ「テック大型株」でもAI投資の「使う側」と「作る側」では評価が全く違った。
→ 僕のルール:「半導体ショックの日に、ソフトウェア株がプラスで終わったら、それは『ハードウェア問題であってAI問題ではない』という市場の読みを意味する」。MSFTとNVDAの明暗は、その読みの強さを数字で示している。
③ PMI製造業55.7(49ヶ月ぶり高水準)なのに雇用は2ヶ月連続減
S&P Global Flash PMI(速報値、月初に出る景気の先行指標)が出た。
| 指標 | 実績 | 予想 | 前月 | |---|---|---|---| | 製造業PMI | 55.7 | 54.6 | 55.1 | | サービス業PMI | 51.3 | 51.1 | 50.7 | | 総合PMI | 52.2 | 52.1 | 51.5 |
製造業PMIが55.7で49ヶ月ぶりの高水準。新規受注は4年超ぶりの急増。一見すると「製造業は好調」に見える。
ところが中身を読むと、雇用は2ヶ月連続で減少。製造業の人員削減はCOVIDロックダウン以来の最悪水準。さらに納期延長(材料が届くのが遅れている)が2022年8月以来最大、仕入れ価格は2023年初め以来3番目に速い上昇ペース。
要するに「機械は回っているが、人は減り、コストは上がっている」。これは木曜のPCE(5月分の物価指標)にとって厄介な背景で、「景気が良いのに物価も上がる」というスタグフレーション的な匂いがする。
もう1つ。同じ日に出たRichmond Fed製造業指数は4(予想9、前月13)。PMIとは真逆に急落している。全米と地域指標がここまで乖離するのは珍しく、「どちらが本当の景気を映しているか」は木曜のPCEとGDP改定値で答え合わせになる。
→ 僕のルール:「PMIとRichmond Fedが逆方向を向いたときは、2-3日後に出る確報データ(今回はPCE+GDP)を待って判断する。速報値で飛びつかない」。
セクターの強弱——「何が買われて、何が売られたか」
| セクター | 騰落率 | 位置 | |---|---|---| | Communication Services | -3.8% | 最下位 | | Technology | -3.7% | 下位 | | Consumer Discretionary | -2.3% | 下位 | | Real Estate | +1.4% | 上位 | | Energy | +0.84% | 上位 | | Utilities | +0.67% | 上位 |
下位はTech -3.7%とCommunication Services -3.8%。Comm Servicesの下落はAlphabet(GOOGL -1.0%)の影響もあるが、セクター全体で-3.8%はそれ以上の売りがあった形。
上位は不動産+1.4%、エネルギー+0.84%、公益+0.67%。金利感応度が低く、半導体と無関係なディフェンシブが買われた。前日(6/22)のローテーション(小型株買い・大型テック売り)から、今日は「テック全般から逃げてディフェンシブへ」に変質している。
Mag7(超大型テック7社)の動き
・MSFT +1.80%($373.94) — 唯一のプラス。Azure成長とソフトウェア評価が支え ・AMZN +0.7% — 底堅い。AWSのインフラ需要は別文脈 ・META -0.3% — ほぼ横ばい。半導体直撃の圏外 ・GOOGL -1.0% — AI設備投資への懸念がじわじわ重石 ・AAPL -0.91%($294.30) — 全体安の余波。軽傷 ・NVDA -4.13%($200.04) — SOX -8%の直撃。$200ラインぎりぎり ・TSLA -5.79%($381.61) — テック売りの中で最も弱い。前日比$405.05→$381.61
全体感:7銘柄中プラスはMSFTのみ。ただしNVDAとTSLAを除けば、最も下げたGOOGLでも-1.0%。半導体に近い銘柄(NVDA)とモメンタム売りが出やすい銘柄(TSLA)だけが深く沈んだ。
個別株で目立った動き
下落(-5%以上):
| 銘柄 | 変動率 | 理由 | |---|---|---| | Micron(MU) | -13.08% | 韓国メモリ株連鎖安+翌日決算前の不安 | | SanDisk(SNDK) | -12.5% | メモリ株連鎖安 | | ON Semi(ON) | -11.01% | 半導体セクター全面安 | | AMD | -5.46% | HBM需要持続性への懸念 | | Intel(INTC) | -5.9% | AI用メモリ需要懸念 | | TSLA | -5.79% | テック売りの中で弱い立場 |
Micronは特に注目。翌日6/24に決算発表を控えていて、韓国ショックの日にメモリ株最大手が-13%下げた翌日に決算を出すという最悪のタイミング。HBM(AI用高速メモリ)の需要が本当に続くのかが問われる場面。
上昇(+5%以上):
| 銘柄 | 変動率 | 理由 | |---|---|---| | IBM | +5.04% | JPMorgan格上げ(Neutral→Overweight、目標$291) |
IBMが+5.04%で逆行高。JPMorganが格上げした理由は「ソフトウェア部門(売上の約45%、利益の約2/3)の過小評価」とRed Hat/OpenShiftのAIコンテナ需要。半導体がAIハードウェアの問題で売られている日に、AIソフトウェア/クラウド寄りのIBMが買われた——これも「ハードウェア問題≠AI問題」を裏付けるデータ。
決算:
- Cerebras Systems(AIチップメーカー):売上$193.4M(+94% YoY)。OpenAIとの$200億超・複数年契約を発表。ただしマージン圧迫懸念で株価は**-7%〜-11%**(時間外〜終値で下げ幅拡大)。数字は良くても利益が出ていない半導体会社は今日の地合いでは許されなかった
- KB Home(住宅メーカー):売上$1.11B(予想$1.09Bを上回り)、EPS $0.43(予想$0.45-0.46を下回り)。時間外+4%。ガイダンス評価
マクロ環境(大きな経済の流れ)
| 指標 | 値 | 備考 | |---|---|---| | 米10年債 | 4.48% | 低下(安全資産買い) | | 米2年債 | 4.20% | -3bps(前日から小幅低下) | | 10-2年スプレッド | +28bps | 正スプレッド | | USD/JPY | 161.54 | ほぼ横ばい | | DXY | 101.38 | +0.36%(ドル堅調) | | WTI原油 | $73.15 | -0.95%(米イラン和平進展で続落) | | Gold | $4,129.07 | -1.49% | | BEI(10年) | ~2.29% | 小幅上昇 |
今日いちばん気になった動き:Gold -1.49%。株が大きく下げた日に金も下がるのは通常と逆。前日は+0.93%だったのが一転して-1.49%。米イラン和平交渉の進展で地政学プレミアム(戦争リスクの上乗せ)が剥がれ続けている影響が大きいと見る。「株安=金買い」のパターンが効かないのは、売りの原因が景気不安ではなく半導体固有のセクター問題だから。
原油は$73.15で-0.95%。前日の-4.10%(ホルムズ海峡の閉鎖宣言→米軍否定サイクル)に続いて下げているが、下げ幅は縮小。$73を割るかどうかが次の焦点。
経済指標結果:
| 指標 | 実績 | 予想 | 前回 | |---|---|---|---| | S&P製造業PMI | 55.7 | 54.6 | 55.1 | | S&Pサービス業PMI | 51.3 | 51.1 | 50.7 | | S&P総合PMI | 52.2 | 52.1 | 51.5 | | Richmond Fed製造業 | 4 | 9 | 13 |
FedWatch(FFレート先物から計算される利下げ確率)は7月FOMC分がほぼ0%。市場は利下げを全く期待していない。それどころかBofAは**9月・10月・12月の3回利上げ(計75bp)**を予測。現在の政策金利3.50-3.75%に対して5月CPIは+4.2%(前年比)。インフレと政策金利の差が依然として大きい。
今週の残り日程
| 日付 | 指標 | 重要度 | |---|---|---| | 6/24(水) | 新築住宅販売、EIA石油在庫 | ★★ | | 6/25(木) | PCE(5月)、GDP改定値、耐久財受注、新規失業保険 | ★★★★ | | 6/27(金) | ミシガン大消費者信頼感(確報値) | ★★ |
テクニカルで見る今の位置
・S&P500(SPY $733.58):RSI 45.92で中立。MACD 2.47だがSignal 4.61を下回り、ヒストグラム陰転(マイナスに転じている=短期的には勢いが下向き)。まだ崩れきってはいないが、MACDのDC(デッドクロス=売りサイン)が進行中 ・Nasdaq(QQQ $713.65):RSI 48.83で中立。ただし1日で-3.29%下げているので、明日の動き次第でRSIが40台前半まで下がる可能性。MACDのヒストグラムは-2.35で陰転拡大中 ・NVDA $200.04:RSI 42.48でやや弱気寄り。MACDは-1.68で完全に陰転域に入っている。$200の心理的節目を割るかどうかが次の焦点 ・MSFT $373.94:RSI 35.28で売られ過ぎ圏に接近。ボリンジャーバンドの-2σ(通常の変動幅の下限)に近い。今日+1.80%で反発したのは、テクニカル的に売られ過ぎからの自律反発だった可能性がある
チャートから読み取れるのは、SPY/QQQは中立域で「次の方向を探っている」状態。NVDAは弱い。MSFTは逆に売られ過ぎ接近で反発余地がある。半導体の中と外でテクニカルの景色が全く違う。
全体像:「半導体だけが壊れた日」
6月23日の米国市場は、同じ「米国株」の中で、持っている銘柄によって体感が全く違う日だった。
因果チェーンを整理すると:韓国のチップ規制懸念→KOSPI -10%→アジア半導体株全面安→SOX -8%→MU -13%/NVDA -4%→Nasdaq -2.2%→VIX +12.8%。ここまでは一直線。しかしダウは-0.09%、MSFTは+1.80%、不動産セクターは+1.4%。売りは半導体セクターで止まり、他に伝染しなかった。
こういう相場で僕が意識しているのは、**「指数だけ見て判断すると実態を見誤る」**ということ。S&P 500 -1.44%だけ見ると「まあまあ下がった日」だけど、中身はSOX -8%とダウ-0.09%の平均でしかない。次に同じような海外発セクターショックが来たとき、「指数の下げ幅=自分のポートフォリオの下げ幅」と思い込まないことが大事。
もう1つ。PMI製造業55.7(49ヶ月ぶり高水準)なのに雇用が減り、Richmond Fedが急落。「景気は良いのか悪いのか」がデータ同士で矛盾している。木曜のPCE+GDP改定値で方向感が出るまで、この矛盾は解消しない。
今日の迷い・判断メモ
迷ったポイント①:今日のSOX -8%を「一過性の海外ショック」と読むか、「半導体サイクルの転換点」と読むか。
結局どう考えたか:韓国KOSPIの-10%は「規制懸念で外国人が逃げた」という一過性の側面が大きい。ただし、翌日にMicron決算を控えていてHBM需要の持続性が試される。一過性か転換点かはMicron決算が答え合わせになる。今日の段階では「判断保留」。
後から振り返って:Cerebrasの決算が+94%成長なのに-7%下げたのは、「AIチップの売上は伸びるが利益が出ない」問題が浮かんでいるサイン。需要は強いが、投資回収の時間軸が市場の忍耐を超え始めている可能性。
迷ったポイント②:Gold -1.49%をどう読むか。株安の日に金も下がるのは直感に反する。
結局どう考えたか:米イラン和平の進展で地政学プレミアムが剥がれ続けている。「株安=金買い」が効かなかったのは、今日の株安の原因が「景気不安」ではなく「半導体セクター固有問題」だったから。景気不安由来の株安なら金は買われる。セクター問題由来なら金は無反応または下がる。この判別は次回以降に使えるルール。
自分なら何を確認してから動くか
- 明日(6/24)のMicron決算。HBMの需要見通しとガイダンスが、今日のSOX -8%の答え合わせ。Beat & 強気ガイダンスなら半導体は反発、Missなら追加の下げ余地
- SOXの-8%翌日の反発幅。セクター指数が1日で-8%下げた後、翌日に+3%以上戻れば「一過性ショック」の可能性が高い。+1%未満なら追加調整警戒
- MSFTのRSI 35接近が反発サインかトレンド転換か。今日+1.80%だったが、RSIが35付近から反発するパターンが続くか、それとも30を割るトレンドに入るか
明日の観測ポイント
① 仮説:SOX -8%の翌日、半導体は自律反発を試す トリガー:SOXが+3%以上で反発、MU決算後にプラス転換、NVDA $200台回復 無効条件:SOXが続落、MU決算後にさらに-5%以上、NVDA $195割れ → 僕のルール:「セクター指数-8%の翌日は、反発幅で一過性か構造問題かを判定する」。+3%超なら一過性(ポジション調整で終了)、横ばい〜続落なら構造問題(サイクル転換の入口)
② 仮説:MSFTの+1.80%は「売られ過ぎからの自律反発」で、数日はソフトウェア株が相対的に強い トリガー:MSFT/AMZN/GOOGLが2日連続プラス、XLK(テクノロジーセクターETF)内でソフトウェア銘柄が半導体銘柄をアウトパフォーム 無効条件:MSFTが$365割れ(今日の反発分を全て吐き出す)、半導体以外のテック株も連鎖安 → 僕のルール:「半導体ショックの翌日にソフトウェアが崩れなければ、市場は『ハードウェア問題でありAI問題ではない』と判断している」
③ 仮説:6/25 PCE、コアPCEが前年比+3.3%超で2年債利回りが4.25%を超える トリガー:コアPCE +3.4%以上、ヘッドラインPCE +4.0%以上 無効条件:コアPCE +3.1%以下 → 僕のルール:「PCEが上振れた場合、半導体ショックの傷がまだ残っている市場には二重のダメージになる。その場合は金曜まで何もしない」
明日、Micron決算とSOXの反発幅でこの仮説がどうなったか振り返る。
今日の3語メモ
- 「SOX -8%でもダウ-0.09%」の選別力:半導体だけが壊れて他は無傷。「何を持っているか」が全て。次にセクターショックが来たとき、指数の下げ幅を自分のダメージと同一視しないためのルール
- PMI 55.7の中身は「機械は動き、人は減る」:製造業49ヶ月ぶり高水準だが雇用は2ヶ月連続減。AI/自動化による「雇用なき拡大」がマクロデータに出始めた可能性。木曜PCEの文脈として覚えておく
- Gold -1.49%=「今日の株安は景気不安ではない」のサイン:株安の日に金も下がるのは、売りの原因がセクター固有問題であって景気後退懸念ではないことを示す。この判別パターンは次にも使える
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この記事はjiyon(@jiyon_kizuku)の相場振り返りシリーズです。 投資判断は自己責任でお願いします。データは2026年6月23日時点のものです。
