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2つのAIエージェント、どっちから触る?

Claude Codeと
Codexの違い

どちらも「読ませて、計画させて、直させる」AIエージェントです。やれることは大きく重なります。 だからこそ初心者は選べずに止まります。この一枚で、自分はどちらから始めるべきかを決めきります。

Hiro実践ガイド / Updated 2026.06.03 / TSUMUGU AI Practice Resource

対象AIエージェント未経験〜これから始める人
所要時間読むだけなら15分
難易度入門。前提知識は不要
得られるもの最初に触る一本が決まる
CONCLUSION

先に結論:迷ったら、まず片方を1つ触る

Claude CodeとCodexは「どちらが正解か」を比べる対象ではありません。 性格の違う2つの相棒です。初心者がやるべきことは、比較し続けることではなく、片方を選んで実際に動かすことです。 ざっくりの目安はこうです。

Claude Code から始めると良い人
by Anthropic
  • ターミナル(黒い画面)に少し抵抗がなく、自分のPCの中でしっかり作業させたい
  • 「プロジェクトのルールを覚えさせる」「実行する前に計画を確認する」など、丁寧で慎重な進め方が好き
  • 普段からClaude(チャット)を使っていて、同じ感触のまま作業に踏み込みたい
Codex から始めると良い人
by OpenAI
  • まずアプリやブラウザから、軽く試すところから入りたい
  • 普段ChatGPTを使っていて、その延長で作業も任せたい
  • 入口の選択肢が多い中から、自分の環境に合うものを選びたい
どちらを選んでも失敗ではありません。両方とも「読ませる→計画させる→直させる」という頼み方は共通なので、片方を覚えれば、もう片方への乗り換えはすぐです。
DIFFERENCE

そもそも何が違うのか

細かいスペックを並べる前に、初心者がつかんでおくべき違いは3つだけです。 残りは使いながら分かれば十分です。

1

開発元が違う

Claude CodeはAnthropic、CodexはOpenAIが作っています。背後で動くAIモデルも、それぞれの会社のものです。文章の癖や得意分野が少しずつ違います。

2

入口が違う

Claude Codeはターミナルでの利用が中心で、デスクトップアプリやIDE拡張もあります。Codexはアプリ・IDE拡張・ターミナルなど入口の選択肢が広めです。最初に触る場所が変わります。

3

進め方の思想が違う

Claude Codeは「ルールを覚えさせる・実行前に計画を見せる・権限を確認する」など慎重な作法が用意されています。Codexは入口やタスクの選択肢が広く、軽く試しやすいのが持ち味です。

逆に言うと、「できること」自体はかなり重なります。コードや資料を読ませ、直し方を計画させ、実際に手を動かさせる——この大筋はどちらも同じです。だから初心者は違いで悩みすぎず、入口の相性で選んで大丈夫です。
COMPARE

観点別の早見表

「自分が気にしている観点」だけ拾って読んでください。全部を覚える必要はありません。

観点 Claude Code Codex
開発元 Anthropic OpenAI
主な入口 ターミナル(CLI)が中心。デスクトップアプリ・IDE拡張もあり アプリ・IDE拡張・ターミナルなど、入口の選択肢が広め
最初の触りやすさ ターミナルに慣れていれば早い。慣れていないと最初だけ少し戸惑う アプリ・ブラウザから軽く試しやすい
進め方の作法 計画を見せてから実行・権限確認・プロジェクトルールの記憶など、慎重な型が整っている タスクや入口を選んで進める。軽快に試せる
こんな人に 自分のPCの中でしっかり作業させたい/丁寧に進めたい まず手軽に試したい/ChatGPTの延長で使いたい
共通していること 「読ませる→計画させる→直させる」の頼み方。Gitで戻せる状態にしておくこと。個人情報や課金・公開は人が最終確認すること。
料金プランや対応モデルは更新が早いので、ここではあえて金額を載せていません。最新の提供範囲は各ツールの公式情報で確認してください。初心者の選択は、料金より「最初に触る入口の相性」で決めて問題ありません。
CHOOSE

3つの質問で、最初の一本を決める

上から順に、自分に当てはまる方を選んでください。最初に強く当てはまった方を「最初の一本」にします。

Q1

ターミナル(黒い画面)に抵抗はある?

「全然平気・むしろ好き」ならClaude Codeが快適です。「できれば避けたい・まずアプリで試したい」ならCodexの方が入りやすいです。

平気 → Claude Code 避けたい → Codex
Q2

普段どっちのチャットAIを使ってる?

普段Claudeを使っているならClaude Codeへ、ChatGPTを使っているならCodexへ。慣れた感触の延長で始めると、つまずきが減ります。

Claude派 → Claude Code ChatGPT派 → Codex
Q3

最初にやりたいのは「しっかり作業」?「軽く試す」?

自分のPCの中でプロジェクトに腰を据えて取り組みたいならClaude Code。まず雰囲気を掴みたい・小さく試したいならCodex。

しっかり → Claude Code 軽く → Codex
答えが割れても大丈夫。Q2(普段のチャットAI)を優先してください。慣れた感触から入るのが、最短で「動いた」に届く近道です。
BOTH

結局おすすめは「片方をメイン、もう片方をサブ」

慣れてくると、多くの人が両方を使うようになります。比べて片方を捨てるのではなく、得意な場面で使い分けるのが現実的です。

STEP 1

片方を1つ選ぶ

3つの質問で決めた一本を、まず2〜3週間しっかり使う。基本の頼み方を体に入れる。

STEP 2

もう片方を試す

頼み方の型は共通なので、2本目の習得は速い。同じ作業を両方にやらせて感触を比べる。

STEP 3

場面で使い分ける

「この作業はこっちが書きやすい」が見えてくる。自分の中の基準で選べるようになる。

最初から両方を同時に始めるのはおすすめしません。1本に絞って「動いた」を体験するのが先です。比較は、片方を使えるようになってからで十分間に合います。
FIRST 30 MIN

選んだら、最初の30分でやること

どちらを選んでも、最初の30分でやることはほぼ同じです。いきなり大改修を頼まず、小さく「読ませる」から始めます。

1
導入してログインする選んだツールを自分の環境に入れ、アカウントでログインするところまで。ここはガイドの手順どおりに進めれば大丈夫です。
2
まず「読ませる」から頼む最初の依頼は「このフォルダ(プロジェクト)の構成を説明して」程度の軽いものに。いきなり修正や作成を頼まないのがコツです。
3
Gitで戻せる状態にしておく変更を試す前に、元に戻せる状態を作っておく。これだけで「壊したらどうしよう」の不安がほぼ消えます。
4
依頼文に「完了条件」を書く「〜を直して」だけでなく「〜が表示されたら完了」のようにゴールを添える。これが品質を一番左右します。
5
毎回同じ指示はルールファイルに残す「日本語で答えて」など毎回言うことは、プロジェクトのルールファイルに書いておくと、次から繰り返さずに済みます。

ここから先の具体的な手順は、選んだツールの始め方ガイドに分けてまとめています。決めた一本を開いてください。

NEXT STEP

ツールを選んだら、次は「仕事のどこで使うか」。

AIエージェントは、触れるだけで終わると意味がありません。自社の仕事のどこに入れるかが決まって、はじめて効きます。 採用AI内製化チェックリストから、自社で動かす最初の一歩を整理できます。