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Apple×Broadcom 6年契約のSEC filing一枚で7/2の半導体売りが1日で消えた日|07月06日 米国株分析

16分で読めます

今日の米国株は、Dowが史上初の53,000台乗せで53,055.91の最高値終値、NASDAQ +1.12%、S&P500 +0.72%と3指数揃って上昇。独立記念日連休明けの月曜、7/2のNFP半減ミス(+5.7万人 vs 予想+11.7万人)で叩き売られた半導体が一気に買い戻された1日でした。

きっかけは1枚のSEC filing。Broadcom(AVGO)がApple向けに「カスタムASIC(特定用途向け半導体)を2031年まで、複数世代のApple製品にわたって供給する」6年契約を開示したことです。この一報でBroadcom +3.8%、Apple +1.35%に加え、WDC +7.17%、AMD +6.61%、Teradyne +2.83%と半導体が幅広く反応。SOX(フィラデルフィア半導体指数)は+2.17%で12,900台に戻しました。

ただし、Dow最高値の派手さの裏で、A/D比(NYSE値上がり:値下がり)は1.42:1と幅(breadth)は狭い。上昇率順序で見ればNASDAQ +1.12% > S&P +0.72% > Dow +0.29%と、テック集中の勢いがDowを押し上げた構図です。指数の見た目だけで「相場全体が強い」と読むと今日の中身を見誤ります。

前回(7/2)の仮説チェック

前回7/2の記事で3つの仮説を書いていました。7/3は独立記念日振替休場だったので、判定は7/6以降のこの記事で行います。

仮説①:週明けのテック・半導体反応でトレンド継続か利確一巡か → ✅ 的中(利確一巡側)

トリガーは「AMD/MUどちらか+3%以上リバウンド → 利確一巡」。今日AMDは+6.61%で$552.05、明確にトリガーをクリア。7/2に-5%クラスで叩かれた半導体は、7/6の1日で買い戻し完了。「急落2日連続の翌営業日リバウンドが最強シグナル」の型が発動しました。

ただしこれは1日目の判定で、2日目・3日目で本物の反発かどうかが決まります。「2日連続下落の翌営業日リバウンド」の型は、3日目まで見て確定させないと騙し陽線に引っかかる。7/7の続伸を見て確定させます。

仮説②:Dow最高値が金利敏感セクター主導なら10年債4.45%以下維持で継続 → ⏳ 判定保留(微妙)

トリガーは「10年債4.45%以下」。今日の10年債は4.47%(-2bp)で、4.45%を割り込めていない。無効条件の「10年債4.55%超反発」には至っておらず、金利は横ばい水準。それでもDowは最高値を更新したので、この仮説は「マクロ金利の追い風なしで、テーマ株の勢いだけで最高値を作った」という別の解釈になります。

7/8のFOMC議事要旨(Warsh新体制初)が方向を決めるので、判定は7/8以降。

仮説③:7/8 FOMC議事要旨で「AIデフレ効果」への言及有無が半導体反発の分岐点 → ⏳ 判定日は7/8

これは明日にはならない7/8(水)14:00発表の議事要旨で判定します。ここは腰を据えて待つ論点。

相場を動かした3つのポイント

① Apple×Broadcom 6年ASIC契約(2031年まで)のSEC filing

今日の最大の材料。Broadcomが月曜早朝にSEC filingで「Appleに対して、複数世代のApple製品向けにカスタムASIC(特定用途向けの半導体)を2031年まで開発・供給する」ことを開示しました。カスタムASICは「特定の顧客・用途に特化して設計する半導体」で、Appleの自社チップ路線(Aシリーズ・Mシリーズ・独自ネットワークチップ)を裏で支えるサプライヤーがBroadcomだと6年契約でロックされた形です。

これが刺さった理由は、6/26以降のBPO売りやBroadcom-Micron-ARMの13%クラスの急落で広がっていた「AI capexの主役はNvidiaのGPU一極、他社のASIC事業は先が読めない」という不安への直接的な反証材料だったからです。

「6年契約」「複数世代」「SEC filing(口約束ではなく公式書類)」の3点セットで確度の高いファンダ材料。Broadcom +3.8%、Apple +1.35%の反応は決して過剰ではなく、テーマ株の中期見通しを組み替える材料として妥当な反応だと僕は見ています。

こういう相場で僕が意識しているのは、**「テーマ株はテーマの本気度で反応する」**という型です。SEC filingのように確度が高くて年限が長い材料に対しては、素直に反応する。逆にリーク記事や決算コールでの匂わせ発言では、この規模の反応は続かない。材料の確度と時間軸で反応の持続性を分けるという判断軸を今日1回強化しました。

② 半導体、7/2の売りから1日で買い戻し

7/2の-5%クラスの半導体売りが、7/6の1日でほぼ消えました。SOX +2.17%、WDC +7.17%、AMD +6.61%、TSM +4.06%、AVGO +3.73%、Teradyne +2.83%、Marvell +1.62%と幅広く反発。

7/2の売りは、NFP半減ミス(雇用鈍化=景気減速)とAI capex懸念(バリュエーション高騰への警戒)のダブルパンチでした。今日それが1日で戻ったのは、①Apple-Broadcom材料でAI capexの持続性が具体化した、②雇用鈍化はむしろFRBの利下げバイアスを強めるので半導体グロースにはプラス、という2つの解釈が同時に進んだから。

「1日で戻る反発」は本物であることも、騙し陽線であることもあります。前者なら3日目までに追い値の買いが入って新高値を試す。後者なら翌日以降にじり安で戻し切れず、7/2の安値を割ってくる。判定日は7/7〜7/8の2日間で、SOXが+1%以上を維持できるかがトリガーになります。

③ Dow史上初の53,000台、でも幅(breadth)は狭い

Dowは+155.84pt(+0.29%)で53,055.91、初の53,000台乗せかつ史上最高値終値。2026年の1,000マーカー突破は今回で5回目(2025年通年で3回だった)で、Dowが年間で加速している構図が数字で見えています。

ただし今日の中身を見ると、上昇率順序はNASDAQ +1.12% > S&P +0.72% > Dow +0.29%で、Dowは3指数で最下位。A/D比も1.42:1と決して広くない。「Dow最高値」の見出しに対して、実態は「10〜20銘柄のテーマ物色で押し上げた」寄りです。

これは僕がよくやる**「上昇率順序と幅の合わせ技」**という読み方です。Dow > NASDAQなら「幅広く底堅い上昇」、NASDAQ > Dowなら「テック集中の勢い」、そこにA/D比を重ねて「幅の広さ」を確認する。今日はテック集中×幅狭めの組み合わせなので、テーマの主役(半導体・Broadcom-Apple・META・TSLA)が失速したときのリバウンド幅が大きくなりやすい局面です。

注目セクター・銘柄

Finvizのセクター騰落率(S&P500構成銘柄ベース)を見ると、Communication Services +1.58%、Technology +1.58%、Financial +1.30%、Consumer Cyclical +1.14%の順で強い。逆にHealthcare -1.02%、Consumer Defensive -0.94%、Real Estate -0.73%、Utilities -0.73%は下落。

明確なリスクオンのローテーションで、ディフェンシブ(公益・生活必需品・ヘルスケア・不動産)は蚊帳の外です。

Mag7の内訳(2026-07-06終値):

| 銘柄 | 終値 | 変動率 | ひとこと | |---|---|---|---| | AAPL | $312.80 | +1.35% | Broadcom契約で反応 | | MSFT | $386.74 | -0.96% | Mag7で唯一の下落 | | GOOGL | $366.46 | +1.82% | じり高 | | AMZN | $244.16 | +0.61% | 小幅高 | | NVDA | $195.62 | +0.41% | Mag7で最も出遅れ | | META | $600.29 | +2.98% | 大陽線 | | TSLA | $419.77 | +6.69% | 買い戻し急伸 |

半導体の内訳:SOX 12,900 (+2.17%)、AMD $552 (+6.61%)、TSM $451 (+4.06%)、AVGO $373 (+3.73%)、WDC $577 (+7.17%)、Teradyne $379 (+2.83%)、Marvell $249 (+1.62%)。

ここで僕がひっかかったのは、NVDAが半導体反発の日にわずか+0.41%と主役から外れたこと。TradingViewで見るとNVDAのRSIは41.95で中立からやや弱含み、MACDはデッドクロス継続中。「半導体反発」というテーマの中で、Nvidia一択ではなく、Broadcom・AMD・WDCなど「Nvidiaと違うレイヤー」を担う銘柄が主役になった1日でした。

**「AI半導体の主役交代(Nvidia→Broadcom/AMDのASIC・カスタム・メモリ)」**というテーマが本物かどうかは、まだ1日だけで判定できません。ここは7/7〜7/8で追跡する論点として頭に置いておきます。

テクニカルチェック

TradingViewで拾ったETFと主要4銘柄のテクニカル(日足):

  • SPY $751.28 (+0.87%):短中長のMA乖離すべて+8%以上、RSI 57.59(中立)、MACDゴールデンクロス継続中(Histogramは0.29でやや縮小気味)。上昇トレンド継続だが、Histogramの縮小はモメンタム減速のサイン。
  • QQQ $722.82 (+1.43%):MA乖離は+14〜22%と強めだがRSI 51.60は中立、MACDはデッドクロス継続中(Histogram -1.85)。指数は上げているのに短期モメンタムはまだ回復途上、という珍しい組み合わせ。テック内部のローテーションが起きている証拠。
  • AAPL $312.66 (+1.31%):MA乖離+13〜19%、RSI 62.43、MACDゴールデンクロス継続で強いモメンタム。今日のBroadcom材料で追い風。
  • NVDA $195.55 (+0.37%):RSI 41.95で弱含み、MACDデッドクロス継続、Histogram -0.84。半導体反発の日にひとりだけ蚊帳の外というテクニカル。
  • MSFT $386.74 (-0.96%):ボリンジャー -13.59%で-2σ接近、売られ気味ゾーン。ただしMACDはGC接近(Histogram +1.85で反発の兆し)。「売られ過ぎからの反発準備」の位置。
  • TSLA $419.77 (+6.69%):MACD急速改善でGC寸前(Histogram +2.59)、RSI 54.70で中立。爆騰で一気に位置を変えた。

全体としては、SPY・AAPL・TSLA・MSFT(反発準備)が「順張りor反発待ち」の位置、NVDA・QQQは「モメンタム弱含み」の位置と混在。指数は最高値でも、内部の位置は銘柄ごとにバラバラという状態です。

マクロ環境チェック

| 指標 | 値 | 前日比 | |---|---|---| | 米10年債利回り | 4.47% | -2bp | | 米2年債利回り | 4.12% | -7bp | | 10-2スプレッド | 約35bp | やや拡大 | | VIX | 15.57 | -1.52%(低位継続) | | ドル円 | 161.95 | +0.36%(円安) | | DXY | 100.83 | -0.03%(ドル横ばい) | | WTI原油 | $68.81 | +0.07% | | Brent原油 | $72.18 | +0.11% | | 金 | $4,164.30 | -0.17% | | CME FedWatch(7/28-29 FOMC据え置き確率) | 76.8% | — |

今日の経済指標(7/6発表):ISM Services PMI 54.0(予想通り)、S&P Global Services PMI 51.2(予想51.4)、そして注目はISM Services Prices 67.7(前回71.3から-3.6pt急低下)。サービス業のインフレ圧力が明確に鈍化しています。

これが2年債 -7bpの下げにつながった格好で、10-2スプレッドは35bp水準にやや拡大。「サービス業インフレ鈍化 → 中短期金利の下押し」という反応は素直な織り込みですが、-3.6ptは1回の指標としては大きな低下幅。7/14のCPIと7/8のFOMC議事要旨で確定させる論点になります。

CME FedWatchは7/28-29の据え置き確率76.8%で、利下げは0%(市場は織り込んでいない)、利上げが23.3%。「据え置きが本命だが、まだ利上げ23%の可能性が残る」というやや不安定なコンセンサス。ISM Pricesの鈍化が続けば、この利上げ確率は7月末に向けて下がっていく可能性があります。

地政学:ホルムズ海峡は60日間MOU(覚書)締結から17日経過、通航量は1日約25隻(戦前平均110隻から-77%)と正常化道半ば。ただし新たな衝突報告はなく、原油は$68台で安定。ウクライナ情勢はロシア-ウクライナ間の一時停戦交渉が不調、実効支配を巡る対立継続。米通商政策はUSTRがブラジル向け25%関税案の公聴会を7/6に開催(実行判断は延期)、Section 122関税(10%一律サーチャージ)は7/24に失効予定。

今日の迷い・判断メモ

① Dow最高値だが幅が狭い。追いかけて買いを増やすか?

判断:追いかけない、7/8 FOMC議事要旨まで様子見

理由:A/D比1.42:1は「買い優勢だが強くはない」水準で、上昇の主役が10〜20銘柄に偏っている。テーマ株が失速したときのリバウンド幅が読みにくい局面で、飛びつき買いはリスクとリターンが釣り合わない。7/8のFOMC議事要旨でハト派バイアスが確認されれば、そこから3日以内に幅の広い上昇が続くかで判断する。「議事要旨まで待つ」は今週の絶対ルール

② NVDAだけ半導体反発の日に置いていかれた。AI半導体の主役交代テーマは本物か?

判断:まだ1日だけでは結論を出さず、2〜3日追う

理由:NVDAは今日+0.41%、RSI 41.95で弱含み、MACDデッドクロス継続と、テクニカルが半導体反発の勢いと同期していない。一方でBroadcom・AMD・WDC・TSMは総じて強い反発。この構図が7/7〜7/9で継続するなら「AI半導体の主役交代(Nvidia→Broadcom/AMDのASIC・カスタム・メモリレイヤー)」というテーマが本物かもしれない。ただ、金曜のNvidia個別ニュース次第で一気に反転する可能性もあるので、「3日連続でNVDAだけ他半導体に劣後」を確認できたら初めてテーマ株の入れ替え条件が揃う、というルールで追います。

③ TSLA +6.69%の爆騰。これまでの「上値が重い状態」認識を更新すべきか?

判断:まだ様子見、GCが確定するかで判定

理由:TSLAは7/2に-7.49%(Q2納車Beat後のsell the news)で叩かれた直後の爆騰。TradingViewではMACDが急速改善でGC寸前(Histogram +2.59)、RSI 54.70は中立。GCが明日確定して、10日移動平均を上抜けたら「上値が重い状態」の認識を更新する。GC寸前で終わって明日戻すなら、まだ「7/2の売りの傷跡が残る」フェーズ。GCの確定を1つの明確なトリガーにする、というルールで7/7を見ます。

全体像のまとめ

今日の相場は、「SEC filing 1枚が7/2の半導体売りを1日で消した日」、あるいは**「テーマ株の主役分散(Nvidia一極からBroadcom-AMD-WDCへ)が起きたかもしれない1日」**。

因果チェーンは:Apple-Broadcom 6年ASIC契約のSEC filing → 半導体反発(SOX +2.17%)→ テック主導リスクオン → Dow史上初53,000台乗せ・NASDAQ +1.12%。マクロ側(10年債4.47%、VIX 15.57、原油$68台)は横ばいで受動的な役回り。

ただし、Dow最高値の派手さの裏で、A/D比1.42:1と幅は狭い。上昇の主役は10〜20銘柄に偏っており、指数の見た目と中身に乖離があります。「テーマ物色で最高値を作った」寄りで、幅広い底堅さで作った最高値ではない。

もう1つ、地味だけど今日の裏で効いていたのがISM Services Prices 71.3→67.7の-3.6pt急低下。サービス業インフレの鈍化サインで、2年債 -7bpに素直に反応。7/8のFOMC議事要旨(Warsh新体制初)と7/14のCPIで確定させる論点として、この記事にも書き残しておきます。

主役はBroadcom-Appleと半導体反発。裏の伏線はISM Pricesの鈍化。明日以降の判断は、7/7の半導体二日目チェックと7/8のFOMC議事要旨の2枚が中心です。

自分なら何を確認してから動くか

僕がこれから買い増しや新規エントリーを考えるなら、まず次の3つを確認してからにします。

  1. 7/7のSOXが+1%以上を維持できるか(半導体反発の二日目チェック)。今日は1日目の反発。2日目までは騙し陽線の可能性が残るので、+1%以上維持で確定させる。

  2. 7/8のFOMC議事要旨で「AI/technology deflation」やインフレ鈍化への言及があるか。ここでハト派バイアスが確認できれば、金利敏感セクター(Dow中心の金融・不動産・公益)に追い風。逆にインフレ警戒中心なら10年債4.55%超えのリスク。

  3. NVDAが3日連続で他半導体銘柄(AMD・AVGO・WDC)に劣後するかどうか。「AI半導体の主役交代」テーマの入口条件で、確認できれば銘柄構成の見直しを検討。1〜2日では判定しない。

今日の段階では、テーマの本気度は確認できたが、幅の狭さと個別のバラつきがあるので、**「様子見のまま、7/8までルール通り待つ」**が僕の答えです。

明日の観測ポイント(7/7〜7/8)

① Dow史上最高値からの続伸/反落の分岐

仮説:幅の狭い上昇なので、テーマ株の利確売りで反落しやすい。

トリガー:7/7にBroadcom / WDCが+2%以上で続伸 → テーマ物色継続、Dow続伸

無効条件:Broadcom / WDCのどちらかが-2%以上下落 → テーマ株の利確一巡、Dow前日比マイナス圏に

→ 僕のルール:幅の狭い上昇は主役銘柄の翌日反応で継続/失速が決まる。指数だけ見ずに、Broadcom・WDC・AMDの3銘柄の翌日反応を主指標にする。

② 7/8 FOMC議事要旨(Warsh新体制初)でトーン確認

仮説:議事要旨が「AI/technology deflation」やインフレ鈍化に言及ならハト派バイアス強化。

トリガー:議事要旨後10年債 4.40%割れ → 半導体・グロース続伸、SOX +2%以上

無効条件:議事要旨がインフレ警戒中心 → 10年債4.55%超え、Nasdaq -1%以上

→ 僕のルール:新議長初議事録はコンセンサスを組み替える最大のイベント。ISM Services Prices -3.6ptの鈍化サインと整合するトーンならハト派、逆なら要注意。ここはポジションを積み増さず、議事要旨で確定させる。

③ 半導体反発の二日目チェック

仮説:「2日連続下落の翌営業日リバウンドが最強シグナル」の型は2日目・3日目で確定させる。

トリガー:7/7にSOX +1%以上維持 → 半導体短期底入れ確認

無効条件:7/7にSOX -1%以上 → 7/6は騙し陽線、テーマ株の中期反転リスク

→ 僕のルール:反発の1日目は仮設、2日目で確定、3日目で本物。1日目に追い値で買うと、騙し陽線に引っかかる。2日目のSOX +1%以上が確認できてからでも十分間に合う。

明日以降この仮説がどうなったか、また振り返ります。気になることがあればコメントで教えてください。

今日の3語メモ

  • 「SEC filing 1枚で半導体売りが1日で消えた」:Apple×Broadcom 6年ASIC契約(2031年まで)が公式書類で開示されたことで、7/2の-5%クラスの半導体売りが1日で戻った。テーマ株はテーマの本気度で反応する型。SEC filingレベルの確度がある材料でなければ、この規模の反転は続かない。材料の確度と時間軸で反応の持続性を分ける、という判断軸を1回強化した。

  • 「Dow史上最高値 vs A/D比 1.42:1 の狭さ」:Dow 53,055.91の派手さの裏で、幅は決して広くない。上昇率順序 NASDAQ +1.12% > S&P +0.72% > Dow +0.29% はテック集中の勢いが主役の証拠。指数の見た目 vs 中身の乖離を見抜く型。「Dow最高値=相場全体強い」で片付けると、テーマ株失速時のリバウンド幅を見誤る。

  • 「ISM Services Prices 71.3→67.7、2年債 -7bp」:サービス業の物価指数が3.6pt急低下し、2年債が-7bpで素直に反応。10-2スプレッドは35bpにやや拡大。サービス業インフレ鈍化 → 中短期金利の急反応の型。1回の指標としては大きな低下幅で、7/14のCPIと7/8のFOMC議事要旨で確定させる論点。ISMの物価指数は先行指標として毎回チェックする。


※この記事はjiyon(@jiyon_kizuku)の相場振り返りシリーズです。投資判断は自己責任でお願いします。データは2026年7月6日時点のものです。

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